学校運営協議会
学校運営協議会とは、学校の運営や必要な支援に関して協議する機関のことです(地方教育行政の組織及び運営に関する法律第47条の6)。神奈川県教育委員会では、令和2年度からすべての県立特別支援学校に導入しています。
本校の学校運営協議会については、以下をご覧ください。
令和7年度
第1回学校運営協議会_開催結果
本校の学校運営協議会を下記のとおり開催しました。
審議会等名称 |
令和7年度_神奈川県立鎌倉支援学校第1回学校運営協議会 |
開催日時 |
令和7年6月19日(木曜日)_午前9時30分から午前11時 |
開催場所 |
会議室 |
出席者 |
委員:7名
事務局:9名
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次回開催予定日 |
令和7年10月16日(木曜日) |
問合せ先 |
神奈川県立鎌倉支援学校_副校長_望月好子
電話番号(0467)45-1482
FAX番号(0467)43-4808
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下欄に掲載するもの |
議事録 |
議事概要とした理由 |
ー |
審議(会議)経過 |
1.学校長挨拶
2.令和7年度学校評価(年間目標)について
(1)教育課程_学習指導
- 自己選択・自己決定できる力を育む授業を実践する。
- 意思の表出・選択を引出す授業実践に取り組む。また、ICT機器等を有効的に利活用する。
【質疑応答】
- 会長:高AのSCとは何ですか。
- 本校教員:ソーシャルコミュニケーション。1~3年生を縦割りにしたグループ編成。コミュニケーションを主とした授業。
- Aさん:意思決定支援については、本人の中に材料が無いと選択できない。そのためには小学部からたくさん体験する。ただの体験ではなく、自分の体験と選択を積み上げていくことによって、選択できるようになる。
- 本校教員:本人に合うツールを探るために、実態把握に取り組んでいる。今年度は更に踏み込んで因果関係を経験させ、ICTを有効的に活用したい。表出に課題がある。その子の強みに着目したい。
- 校長:教職員の自己観察書では学校目標に沿った目標を立てている。その子にあったアクセシビリティや、自立活動を意識してその子の強みを伸ばしたい。
- Bさん:なぜ、4年間の目標なのですか。
- 校長:教育委員会からの指定で、検証評価していくためだと思う。子どもたちの卒業後を意識した教育活動の展開が必要である。具体的に刻みながら積み上げていきたい。
(2)児童・生徒指導・支援
- 自己理解・他者理解を深め、良好な人間関係を育む指導・支援を充実させる。
【質疑応答】
- Aさん:自己肯定感を高める授業とは、どのような授業か。具体的に教えてほしい。
- 本校教員:小学部では、楽しいことや好きなものを発見したり、自分が認められたりする経験を積み上げている。
- Aさん:自己肯定感は、一人で完結できるものではない。社会の中で認められること。先生が好き、先生との信頼できる関係性を作る。両親以外の大人も大丈夫だと思えるようにする。
(3)進路指導・支援
- 教員対象進路学習会等を充実させる。
- 進路説明会、進路面談等を充実させ、児童・生徒や保護者が理解を深められるよう、関係職員が連携して取り組む。
【質疑応答】
- Cさん:進路学習会とはどのように行っているのか。
- 本校教員:進路に係ることは、進路専任が一番情報や知識を持っている。教員も進路について学習していこうとしている。進路専任等が講師となり、各学部で学習会を実施している。また、進路先の見学会も実施する予定である。
- Aさん:進路説明会、進路面談等の充実をどう取り組むのか。また、総合支援法の就労選択支援が10月から新しく事業化される。選択支援については学校の方でどのように対応しているのか。
- 本校教員:PTA対象の茶話会や授業参観前後の懇談会で、進路説明会を実施している。ホームページの活用も考えている。また、新しい事業の選択支援については、夏季休業中に学習会を実施する。
(4)地域等との協働
- 地域の人材や企業等を活用し、地域と協働し、授業の充実を図る。
- 地域の学校との交流及び共同学習を通して、児童・生徒の主体的な活動や関わりを推進する。
- 地域のニーズを踏まえた学校情報を発信する。
【質疑応答】
- Aさん:どのように地域の人材と関わっているのか。
- 本校教員:出前授業(フラワーアレンジメント、スライム作り、藍染め等)の活用や地域の方を講師としたDIG訓練・フィールドワーク、地域の清掃活動等。
- Dさん:地域の人が学校の防災教育から町内会での清掃活動等に関わっている。地域は学校が何を要望しているのか知りたい。学校から提案があればもっと広げられると思う。自分としては、地域と学校をマッチングできるような取り組みができたらと思っている。
- Bさん:モバイルファーマシ―等、学校とも繋がってほしい。まず、交流からスタートしてみたらどうか。
- Eさん:地域との関わりの中で、大事なことはその学習を通して何を育てたいのかだと思う。活動ありきではなく、教員間の目標も一緒に考えていってほしい。
- Aさん:子どもの頃から身近にいろいろな人がいるということは大切。いて当たり前の感覚が培われるとよい。
- Dさん:学校だよりが自分の地区に回覧されなくなった。地域は興味をもっている。回覧されないと少し心配に思う人もいる。
- Eさん:小学校に、送迎車が危ないというご意見があった。隣に支援学校があり、なぜ送迎が必要なのか、実態を知らない人たちもいる。継続的に学校のことを発信していったほうがよいと思う。
(5)学校管理_学校運営
- 未然防止に繋がる情報共有や注意喚起を各学部・分掌で計画的に取り組む。
- 学校防災について、再確認・再点検を進め、学校の防災力を高める。
- 分掌・学部業務の削減と効率化・簡略化を進める。
【質疑応答】
- Dさん:昨年の防災デイがとても良かった。体験学習が充実していた。学校だけでなく地域全体で考えられるようになるといい。地域は福祉避難所のことも理解していない。
- Aさん:医療的ケアのヒヤリハットは懲罰的ではなく、改善に向けられるようにする。注意喚起にも限界がある。おきない環境設定が必要。進んで情報発信ができるように。また、ハラスメント防止には、普段から良好なコミュニケーションをとる組織作りも大切である。
3.まとめ
- 会長:本日委員の皆様からいただいたご意見やご提言には、明日から取り組めるものや、取り組みについて検討が必要なものなどあったと思います。是非、参考にしていただきたいです。
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第1回学校運営協議会_開催予定
開催日時 |
令和7年6月19日(木曜日)午前9時30分から午前11時 |
開催場所 |
神奈川県立鎌倉支援学校_会議室 |
議題 |
- 令和7年度学校運営協議会について
- 令和7年度学校目標について
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傍聴の可否 |
可 |
非公開の理由 |
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傍聴の席数 |
5席 |
問合せ先 |
鎌倉支援学校_副校長_望月
- 電話_0467-45-1482
- FAX_0467-43-4804
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令和6年度