更新日:2026年1月6日

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最近の出来事

令和7(2025)年度

有志ボランティアの取組が毎日新聞デジタルに掲載されました

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 電気科・機械科2年生による有志ボランティアの取組が、毎日新聞社に取材いただき、令和7年12月25日付 毎日新聞デジタルへ掲載していただきました。紙面への掲載は後日を予定しています。丁寧な取材と的確なご紹介を賜り、誠にありがとうございました。今回の掲載を励みとし、今後も本校の教育の充実に向けた取り組みを進めてまいります。

毎日新聞デジタルの記事はこちらから(外部サイトへリンク)

 

 今年度の有志ボランティアの活動についてご報告

 新聞掲載を一つの節目として、令和7年度の活動についてご報告します。

1.はじめに

 本校有志ボランティアは、「工業高校の特色を活かした社会貢献の実践」を活動テーマに掲げています。生徒たちは実社会に目を向けて課題を発見し、授業で学んでいる電気やプログラミング、機械といった技術や知識を活かしながら、その解決へ向けてたくさんの挑戦を行っています。

 

2.障がい福祉サービス事業所との連携

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 当活動は、昨年度の「障がい者の工賃向上」を目指して、障がい福祉サービス事業所との連携からスタートしました。今年度も、レーザー加工技術など、工業高校ならではのものづくりの力を活かした商品改良・開発に取り組んでいます。

 昨年度の文化祭で好評であったクッキー缶は、今年度の文化祭でも引き続き製作しました。昨年度の経験を活かして、デザインなどの改良を行い、「どのような商品であれば手に取ってもらえるのか」「どのように伝えれば魅力が伝わるのか」を考えながら、実践的な学びを重ねました。その他にも地域のたくさんの障がい福祉サービス事業所のご協力により商品改良・開発を行い、本校文化祭で販売することができました。

 

3.地域イベントへの参加と集客コンテンツの制作

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 イベントでは、事業所商品の認知向上を目的に、来場者が楽しみながら立ち寄れるブース運営を目指しました。電気科の専門性を活かした電気アトラクション「イライラ棒」や、オリジナルのPCゲームを制作しました。

 事業所の商品を実際に使用した「ものづくり体験教室」も運営しました。この「ものづくり体験教室」は、マーケティングの考え方を学び、米コロンビア大学ビジネススクール バーンド・H・シュミット教授らが提唱した「経験価値マーケティング理論」を参考に、体験を通じて商品販売や来店促進を図りました。

 これらを通して、障がい福祉サービス事業所の商品や、障がい者の低工賃問題について理解を深める機会の創出となり、事業所の職員さんから来店へつながっているとの言葉を頂いています。

 また、商品の販売促進の一環として、キャラクタービジネスを展開しました。事業所の既存商品とオリジナルキャラクターのグッズを展開し、テーマ性を軸にした販売促進策を構築しました。12月からは、障がい者eスポーツ担当チーム考案のオリジナルキャラクター「なまコ」の起用が始まりました。このキャラクターを用いて、データサイエンスを用いたマーケティング理論の実践を行う予定です。

 

4.アクセシビリティ対応ゲームの開発

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 集客用ゲーム制作の経験を発展させ、アクセシビリティに配慮したゲーム開発にも挑戦しました。操作方法やルールを工夫し、より多くの人が楽しめるゲームを目指しました。

 これらの取組は、収益化も視野に入れたビジネスアイデアとしてまとめられ、令和7年12月に開催された神奈川県主催「かながわ学生ビジネスアイデアコンテスト2025」において、特別賞およびオーディエンス賞のダブル受賞を果たしました。

 

5.障がい福祉サービス事業所の利用促進に向けた取組

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 障がい福祉サービス事業所を、より多くの高校生に知ってもらい、文化祭など学校行事において障がい福祉サービス事業所の利用を促す取組を行いました。

 神奈川県内の他校の文化祭に出展させていただき、事業所の利用促進について活動を実施しました。10月には愛知県国際展示場で開催された独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構主催「障害者ワークフェア2025」に、高校生として唯一の参加団体として出展しました。技能五輪と同時開催であったことから、全国の工業高校の生徒・教員、企業関係者など、多くの来場者がブースを訪れました。また、メインステージの時間をいただき、活動紹介とクイズ大会を企画し、会場を大きく盛り上げました。

 

6.連携と利用促進についての評価

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 これらの取組は校外からも高く評価され、令和7年8月に開催された、歌手 さだまさし氏が立ち上げた風に立つライオン基金主催「高校生ボランティア・アワード2025」の全国大会において、特別賞 鎌田實賞を受賞しました。

 ブース運営では、俳優の泉谷しげる氏や歌手のももいろクローバーZ 高城れに氏にお越し頂き、イライラ棒等で遊んでいただけました。閉会式では、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實氏より、直接コメントをいただきました。表彰式当日の様子はYouTubeにて公開されています。ぜひご覧ください!

高校生ボランティア・アワード2025 公式動画 授賞式・閉会式(外部サイトへリンク)

 

7.ユニバーサル農園での体験

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 神奈川県が実施する農福連携モデル事業「ユニバーサル農園」に、社会福祉法人光友会および神奈川県共生推進本部室より招待を受け、安納芋と里芋の収穫体験を行いました。

 日中は授業があり、放課後だと事業所の方々が帰ってしまうため、当事者と関わる機会を十分に持てないことが悩みでしたが、神奈川県共生推進本部室のご尽力のおかげで、実現することができました。工業高校生として農福連携にどのように関われるかを考える機会となりました。神奈川県立かながわ農業アカデミーとの連携による実践も視野に入れています。

 

8.活動報告と学び

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 本校有志ボランティアでは、ボランティア活動を「活動して終わり」ではなく、振り返り、報告することまでを学びとして位置付けています。

 神奈川県が実施する「令和7年度共生社会実践セミナー」では、今年度も高校生唯一の参加団体として参加し、活動報告を行いました。今年度は黒岩知事からコメントまで頂くことができました。

 今年度は、各種コンテストへの参加を通じて外部評価を受けるとともに、生徒自身が自らの成長を実感する機会となりました。

 

      【主な受賞・入賞実績】

         ・名古屋産業大学 未来へのビジネスデザインコンテスト2025 経営専門職賞

         ・風に立つライオン基金 高校生ボランティア・アワード2025 特別賞 鎌田實賞

         ・自由すぎる研究EXPO2025 入選

         ・FRaU SDGs eduこどもプレゼン・コンテスト2025 TOP100賞

         ・植草学園大学 第8回 植草学園 高校生プレゼンテーションコンテスト2025 審査員特別賞

         ・明海大学 第1回探究学習発表会 明海賞

         ・ミウラのミライ 高校生アイデアソン2025 優秀賞・特別賞

         ・かながわ学生ビジネスアイデアコンテスト2025 特別賞・オーディエンス賞

 

 さらに、障がい福祉サービス事業所の利用促進を発展させて、収益の確保を目指したアイデアが、鎌倉市主催 U18起業家発掘ビジネスプランコンテストにおいてファイナリストに選出されています。

   現在、観覧者の募集が行われています。 鎌倉市主催U18起業家発掘ビジネスプランコンテスト 観覧者応募(外部サイトへリンク)

 

9.おわりに

 これらの活動を通して、生徒たちは「社会課題を自分たちの技術で解決する」という工業高校生としての役割を実感し、ともに生きる社会の実現に向けてたくさんの挑戦を行っています。 

 生徒たちは、高校生という多忙で刺激の多い年代にありながら、社会に目を向け、責任をもって立派に行動してくれました。

 本活動にご理解・ご協力をいただきましたすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。

 

神奈川県優秀授業実践教員として表彰されました

11月7日(金曜日)、神奈川県庁において表彰式があり、本校からは次の職員が表彰されました。

優秀授業実践教員表彰受賞者

優秀授業実践教員表彰

よき相棒になろう!生成AIリテラシー研修(4日間)を開催

 9月から電気科3年情報選択の生徒たちを対象にWHITE株式会社の横山隆さんを講師にお迎えし、「生成AIリテラシー研修」を行いました。AI_photo1テーマは「What is AI?」「How to use?」「Just do it!」「Presentation!」の全4回。AIとは何かから始まり、適切な使い方、プロンプトの工夫や生成AIを使って犬種を自動判別するWebアプリを開発、そして成果を発表する資料も生成AIを活用して作成しました。

AI_photo3 研修では、実際に生成AIを使って、リスクも体験的に学び理解を深め、正しく使うことができれば非常に有益であり、AIを単なる道具ではなく“良き相棒”として欠かせない存在だと実感しました。「Presentation!」では、これまで資料作成に時間をかけていたものが、数十分で生成され、発表まで行うことができ、驚きと便利さを目の当たりにしました。

生徒からは「AIへの見方が変わり、積極的に活用してみたい。」「便利さだけではなく、AI_photo2リスクや不便さも学ぶことができた。」「相談役として生成AIを使うと自分の考えが広がる」「相棒になれそう」という声も。最新の技術に触れることで、学びの幅が広がり、可能性を感じる時間となりました。

(WHITE株式会社:提供サービス:https://menter.jp/

アート体験研修を実施しました!

8月18日(月曜日)に、全日制美術部による「芸術活動による心身のリラックス効果や創造的思考の促進の研究」の一環として、全日制・定時制合同による絵付け体験職員研修を行いました。参加した先生方は、時間が過ぎるのも忘れ個性豊かな作品を制作していました.

美術部員による説明 制作の様子

作品1 作品2

運動と食事についての研修を実施しました!

7月30日(水曜日)に、全日制保健体育科の「軽運動と教職員の健康維持に関する研究」および、料理部による「運動後の健康食に関する部活動としての研究」の一環として、全日制・定時制合同による職員研修を行いました。軽運動では、「普段使わない筋肉を鍛え、普段の動きでカロリーを消費できる体に」をテーマに運動し、健康食では「運動のあとの健康食の提案」を聞きながらランチをいただきました。参加した先生方は、日々の運動とバランスのいい食事の大切さをあらためて実感したようです。

グループワークの様子 HIITによる6分間の連続運動

豆乳担々麺、生春巻き、花豆のメニュー 講師の料理部生徒とともに

7月25日 認定NPO法人CLACK様より職員向け生成AI活用研修会

令和7年7月25日、認定NPO法人CLACK様より本校職員向けの生成AI活用について研修をしていただきました。校務や授業などにおける活用方法や生成AIのリテラシーについて教えていただきました。

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7月25日夏休みかながわ子どもワクワク体験を実施しました

令和7年7月25日、本校にて夏休み子どもワクワク体験を実施しました。

参加者たちは、初めて使う工具ばかりでしたが、目を輝かせてものづくりをしていました。

詳しくはこちらをご覧ください。

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デザイン科「次世代エクスペリエンスデザイナー育成コンソーシアム」締結

令和7年7月8日、神奈川県立神奈川工業高校、宝塚大学、PDC株式会社の3者が産学連携協定を締結しました。

詳しくはこちらをご覧ください。

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職員研修を実施しました

令和7年7月23日、体育科の新採用研修の一環として、教職員の運動と健康に対する意識向上のため、専門である卓球を通して運動強度やカロリー消費などを学び、実践をする研修会を全日制・定時制合同で行いました。

研修の様子1 研修の様子2

 

2学年 第1回かながわP-TECH開催

令和7年7月9、16日に2学年対象の第1回かながわP-TECHを開催しました。2学年では、ソフトバンク様がご提供されている「AIチャレンジ」という教材を活用して「AI活用人材の育成」を目的とした探求学習を実施します。そこで、学習の動機付けとIT企業の実態を知ることを目的としてソフトバンク株式会社の本社を訪問させていただきました。

詳しくは、こちらでご覧ください。

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令和6(2024)年度

水球日本代表選手に選抜され、アジア選手権に出場しました。

水球部所属の3年小嶋悠人選手及び令和5年度に卒業した森谷雄輝選手(日本体育大学)が水球日本代表選手に選抜され、アジア選手権2025に出場しました。

⼤会:アジア選手権2025
期間:2025年2⽉25⽇(⽕)〜3⽉2⽇(⽇)
場所:中国/肇慶

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(左:森谷雄輝選手 右:小嶋悠人選手)

男子最終順位

1位JPN 日本
2位CHN 中国
3位KAZ カザフスタン
4位IRI イラン
5位KOR 韓国
6位SGP シンガポール
7位HKG 香港
8位UZB ウズベキスタン
9位TPE 台湾

「ノマドマーケティング株式会社」によるご講演

 令和7年3月12日(水曜日)電気科1・2年生対象に起業に関する経験とアドバイスをノマドマーケティング株式会社代表取締役 三輪 賢治様をお招きしご講演いただきました。

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 主に以下の項目についてお話をいただきました。

  • 大学時代の経験と企業のきっかけ
  • 10代だからできる早期の挑戦
  • 専門性と幅広い知識の大切さ
  • 情熱と諦めないこと
  • 失敗と挑戦から学ぶこと

 情熱と行動力を持ち続け、若いうちから挑戦し続けることが重要であり、コツコツ努力することが成功への道であることを述べていただきました。貴重なご講演ありがとうございました。

ノマドマーケティング株式会社HP https://nomad-marketing.jp(外部サイトへリンク)

 

「ロケット教室」が開催されました

3月15日(土曜日)、斎藤分小学校PTA・神橋小学校PTA共同企画、ドリームロケットプロジェクト共催、本校協力による小学生を対象とした「ロケット教室」が開催されました。

小学生約60名の参加、保護者約40名の観覧とスタッフを合わせると100名を超える大きなイベントとなりました。

下町ロケットのモデルと言われている北海道の植松電機社長のあいさつ動画から始まり、子どもたちは約1mの紙製ロケットを作成。グランドで火薬を使って20m以上の高さまで打ち上げました。

子どもたちの笑顔と歓声があふれる、ものづくりの楽しさを体験する素晴らしい1日となりました。

本校からは3人の機械科2年生がボランティアスタッフとして協力、子どもたちの支援とイベントの盛り上げに大活躍でした。

この様子は、ケーブルテレビ局のYOUTV、タウンニュースで紹介される予定です。

植松電機動画 作成の様子 打ち上げの様子

集合写真 活躍した3人

 

かながわ探究フォーラムで全日制電気科2年が発表

2025年3月16日(日曜日)かながわ探究フォーラムにて電気科2年が発表

 場 所:横浜国立大学教育文化ホール

 対象校:SSH指定校、理数教育推進校、STEAM教育研究推進校の県立高等学校

 テーマ:AI技術を活用した自動ごみ分別装置の規格とAIの精度分析」

 上記の内容で本校電気科2年生が参加し、成果発表をしました。このテーマは、プログラミング技術の授業の中でソフトバンク(株)が提供する探究学習教材「AIチャレンジ」を活用して企画・開発をしました。日常のゴミ分別の面倒さや、不確かさを解決したいという身近な課題をテーマにAIを取り入れ、問題解決のみならず、環境問題への意識向上やこどもたちへの環境学習にも貢献を目指して取り組んできました。

本フォーラムでは、大学教授や他校の高校生が多数聴講する中で発表されました。発表者たちは、より具体的かつ効果的に内容を伝えるため、プレゼンテーションの準備に力を入れ、素晴らしい発表をすることができました。

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「がっこう最前線」で全日制機械科の取組が紹介されました

神奈川県のホームページにあるがっこう最前線に本校の機械科の『日産横浜自動車大学校及び日産自動車との「次世代モビリティエンジニア育成コンソーシアム」の取組』が掲載されました。

日産横浜自動車大学校及び日産自動車との「次世代モビリティエンジニア育成コンソーシアム」の取組(外部サイトへリンク)

電気科3年3組 文化祭活動「ものづくり」を通した社会貢献のご報告

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電気科3年3組が文化祭活動を通して取り組んだ「障がいのある方々の工賃向上に向けた取り組み」をご紹介します。

7月に地域の障がいのある方や難病によって社会生活が難しい方が利用する就労支援福祉サービス事業所を訪問しました。利用者さんや職員の方々とたくさんお話をして、そこで、「障がいのある方々の低工賃問題」を初めて知りました。

夏休みには、神奈川県福祉子どもみらい局共生推進本部室の方々にご来校頂き、神奈川県の「ともに生きる社会の実現へ向けた取り組み」を教えて頂きました。そして、この問題を私たちで何か協力できることはないかとクラスで考えました。

私たち電気科3年3組は、文化祭で『戦隊ヒーローショー工業戦隊メガボルト』を上演する予定でした。そのため、就労支援福祉サービス事業所の商品と工業戦隊メガボルトのコラボ商品を作ることで、商品の単価をあげることができ、直接的に障害のある方々の工賃額を増やすことができるのではないかと考えました。

 

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8月中旬から協力して頂ける就労支援福祉サービス事業所を探し、神奈川県内の10を超える事業所・団体とともに商品開発を行いました。

文化祭では、20種類2,000個のコラボ商品を準備し、広報活動として神奈川県公式PRキャラクターかながわキンタロウにも応援して頂き、コラボ商品も作成しました!

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文化祭では多くの来場者にご購入頂き、ほぼすべての商品が完売!私たちの社会貢献は大成功となりました!

 

12月15日、神奈川県の「令和6年度共生社会実践セミナー(外部サイトへリンク)」に唯一の高校生団体として参加してきました。

大学生の素晴らしい研究内容に圧倒されましたが、約100名の観衆の前では、掉尾を飾るに相応しい堂々とした発表をみせてくれました。多くの大学生や学校関係者、県の関係者からお褒めの言葉を頂戴しました。

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次の目標は、高校生と障がい者就労支援サービス事業所のコラボレーション企画が県内高校に拡がることです。この目標は、後輩に託します。

不安や不満に対して、仕方ないで終わるのではなく、その現状を分析して問題点を見つけ、そして解決をしていく。これが神奈川工業高校の生徒らしさだと思います。

チャレンジのできる環境が神奈川工業高校にあります。チャレンジせずに終わるのではなく、物語の主人公のように、神奈川工業高校で未来を切り拓きましょう!