小田原東高等学校 > 特色 > 産業能率大学中野ゼミと連携した「小田原提灯・寄木細工の新技術活用による地域文化魅力再発見プロジェクト(仮)」の取り組み

更新日:2025年9月11日

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伝統工芸 × 最新技術! 産業能率大学 中野ゼミとの連携プロジェクトが始動

本校は今年度、知財活用能力開発支援事業の研究指定を受け、新たな探究活動を開始します。その一環として、産業能率大学情報マネジメント学部の中野先生とゼミ生の皆様と連携し、「小田原提灯・寄木細工の新技術活用による地域文化魅力再発見プロジェクト(仮)」をスタートさせました。kougi2-1

このプロジェクトは、小田原の伝統工芸である「おだわら提灯」や「寄木細工」の魅力を、若い世代に再発見してもらうことを目的としています 。今年度は「ビジネス基礎」の授業と「商業研究部」の活動を中心に、この探究活動に取り組んでいきます。

第1回:3Dプリンタで伝統をアップデート!

プロジェクトの第1回目として、中野先生とゼミ生の皆さんによる特別講義が行われました。今回のテーマは「3Dプリンタを活用した伝統工芸の新たな可能性」です。

kougi2-2講義では、伝統的な小田原提灯の骨組みを3Dプリンタで制作するという画期的なアイデアが、具体的なモデリング案と共に提示されました。伝統ある工芸品が、最新のデジタル技術と融合する様子に、生徒たちは驚きと関心の声を上げていました。身近な伝統工芸が、自分たちの持つ技術やアイデア次第で新たな価値を生み出す可能性を秘めていることを実感し、目を輝かせる姿が印象的でした。

今後は、生徒自身がアイデアを出し合い、AR(拡張現実)などの新技術も視野に入れながら、プロトタイプ(試作品)の制作に挑戦していきます 。この活動を通して、知的財産の重要性を学びながら、地域文化の新たな魅力を模索・発信していきます。

この素晴らしいプロジェクトの始動にあたり、多大なるご協力を賜りました産業能率大学の中野先生、そしてゼミ生の皆様に心より感謝申し上げます。今後の生徒たちの活躍にご期待ください!