更新日:2025年8月15日
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2025年7月23日から29日までの7日間、海外大学等交流研修を実施しました。今年度は生徒38名が参加し、シンガポールの大学生・卒業生と交流しながら、リーダーシップについて、実践的に学びました。
1日目は移動日となりました。期待と不安が入り混じるなか、羽田空港を出発し、チャンギ国際空港に無事到着しました。
羽田空港出発前の様子
2日目から本格的にリーダーシップ研修が始まりました。シンガポールマネジメント大学において、同大学およびシンガポール国立大学の卒業生を講師に迎え、リーダーシップに関するレクチャーを受けました。
具体的なリーダー像を思い浮かべながら、リーダーとして求められる資質について整理するとともに、目標を達成するために必要なマインドや目標の立て方についてワークショップを通じて学びました。また、効果的なチームワークマネジメントについて学び、その成果をグループごとのロールプレイで発表しました。
4日目には、英語で模擬国連に挑戦しました。「AI」をテーマに、国ごとのグループに分かれ、まず現状についてリサーチを行います。その後、各国の状況をふまえて政策の提案を行いました。政策が可決されるためには他国から賛同を得ることが必要であるため、自他の利害を考えながら内容を練る必要があり、生徒は苦戦しながらも前日までに学んだリーダーシップやチームワークマネジメントを活かしながら取り組んでいました。
シンガポールマネジメント大学
全て英語によるレクチャーです
ロールプレイの発表
模擬国連で意見を述べる様子
5日目は市内見学を行いました。
午前中はバスで代表的な観光地を巡りました。シンガポール国立博物館、ラッフルズ卿上陸地点、マーライオン公園を訪れ、シンガポールの過去から現在までの発展の様子を体感することができました。午後は、グループごとに現地大学生と共に散策するB&Sプログラムに参加しました。事前に作成した行動計画表に基づいて、大学生とのコミュニケーションを楽しみながら各スポットを巡り、充実した時間を過ごすことができました。
マーライオン前で集合写真
大学生からMRTの乗り方を教わります
シンガポール・フライヤー
最終日は、午前中にオーチャード通りで班別自主研修に取り組みました。初めて自分たちだけでお店を選び、昼食を注文するという経験をし、英語での実践的なコミュニケーション力に自信をつけた生徒もいた様子でした。
午後は、チャンギ空港にて空港職員による研修を受けました。「世界の空港ランキング」など数々のランキングにおいて受賞歴がある空港が、どのような理念に基づいて運営されているのかについて、レクチャーを通して学ぶことができました。その後は、グループごとに空港内の観光施設「JEWEL」を実際に探索し、レクチャーの内容を思い出しながら、チャンギ空港ならではのおもてなしを存分に体感することができました。
充実した最終日を終え、深夜便でチャンギ空港を発ち、29日(火)の朝に無事帰国しました。
チャンギ空港JEWELのシンボル、巨大な人工滝
空港職員によるレクチャー