更新日:2022年7月23日

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SSH 令和元年度の取組み

  • 令和元年度SSH研究開発実施報告書(2年次)が完成しました 

これまでの取り組み

2019年度SS希望1.研究発表会を開催しました(同時開催:横浜中地区探究的学習発表会)

2020年1月31日(金曜日)に本校体育館にて、2019年度SS希望1.研究発表会を開催しました。2年生の全76グループがポスター発表を行いました。当日は1・2年生全員、同時開催された横浜中地区の県立高校生徒・教員の方々、学校運営協議会、大学関係者にも参加していただきました。体育館全体が熱気にあふれ、活発な質疑応答が繰り返され、盛況となりました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

最後に神奈川県教育委員会指導部高校教育課の伊藤さんと運営指導委員の栗原先生から講評をいただきました。

また、発表会のあと、SSH運営指導委員会を開催して、今後の取組について多くのご意見とご指導をいただきました。

SS希望1.…学校設定科目の名称。授業の中で課題研究と情報処理を学びます。

2019年度Scuolaセミナー第8回実施しました

2020年2月11日(火・祝)に、本校体育館でScuolaセミナーを開催しました。講師は慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスドローン社会共創コンソーシアム研究員の原田先生です。また、社会人メンターの方が4名加わり、グループについてサポートしていただきました。

 

参加者のほとんどはドローンを操作するのは初体験でしたが、操縦体験から始め、基本的な動きを応用して様々な動きを試していました。プログラミングによるミッションのクリアに向けて、どのグループも試行錯誤を繰り返しながら熱心に取組み、講師の先生も驚くほどでした。最後は参加者全員の空撮写真を撮るまでの上達ぶりを見せてくれました。

 

操縦体験の後は教室でグループワークを行い、ドローンやテクノロジーの活用による社会課題解決についてのアイデアを出し合いました。アイデアの多様さや、物事を様々な視点からとらえていることなどは、講師の先生から高評価をいただきました。

 

2019年度Scuolaセミナー第7回実施しました

2020年1月11日(土曜日)に、本校多目的教室でScuolaセミナーを開催しました。講師はJAXA宇宙教育センターの方です。

宇宙に関する講義は、身近にある技術の紹介や国際宇宙ステーションでの実験動画など多岐に渡る内容で、参加者は皆熱心に聞いていました。前回のセミナーで学んだ宇宙食も紹介され、学びのつながりを感じることができました。そして、宇宙飛行士訓練として、司令官と管制官と宇宙飛行士という役割でミッションに挑戦し、伝える事の難しさやコミュニケーションが取れる楽しさを体験することができました。また、「惑星に移住するとしたらどんな生き物を連れて行くか」というテーマでグループワークを行いました。食物連鎖や食品加工など様々な面から話し合いが行われ、最後は全員がそれぞれのグループの発表を行うことができました。

 

2019年度Scuolaセミナー第6回実施しました

2019年12月14日(土曜日)、本校の地学室にて、Scuolaセミナーを開催しました。講師は実践女子大学名誉教授の田島眞先生です。田島先生は宇宙食開発の第一線で活躍されており、宇宙食の歴史から未来まで、多岐に渡る内容を凝縮してお話いただきました。開発の現場ならではのお話も飛び出し、充実した講義でした。参加者の関心も高く、質疑応答も活発に行われました。

 

 

 

講義のあとは、市販されている宇宙食の試食体験を行いました。普段食べなれているレトルトカレーより濃い味付けであるとか、宇宙環境を考慮した栄養素の配合など、視点の広がりを感じることができる体験となりました。

 

 

2019年度Scuolaセミナー第5回実施しました

2019年11月9日(土曜日)、本校の化学実験室にて、Scuolaセミナーを開催しました。講師は高砂香料工業株式会社の方々です。

私たちの身の周りにある、さまざまな物に使われている香料について化学的な側面や、生物学的な側面から学び、嗅覚のテストも行いました。参加した生徒の中には嗅覚テストを全問正解する「鼻の良い」生徒もいました。

また、天然の香料(現在はとても貴重なものもあります)の香りを実際に嗅ぐ体験をし、香りが複数の化学成分の混合によって良い香りとなることもあるということ、いわゆる"嫌な匂い"も必要であることを学びました。

後にバラの香りのサンプルを再現する調合実験を行いました。化学室中にバラの良い香りがあふれる素敵な一日となりました。

希釈法や、匂い紙の使い方、調合の方法などを学び充実した授業となりました。

 

2019年度Scuolaセミナー第3回・第4回実施しました

2019年10月20日(日曜日)、神奈川県立生命の星・地球博物館にて、Scuolaセミナーを開催しました。講師は博物館で働いている学芸員の方々です。
午前中はScuolaセミナー第3回「博物館で学ぼう!1.~植物標本のデータ入力と配架~」を実施しました。講師の田中先生から博物館全体と植物標本の作製についてレクチャーを受けた後、バックヤード全体を見学させていただき、実際に植物標本の配架作業を行いました。膨大なデータから読み解けることを学び、個々のデータの実物に触れるという、貴重な体験ができました。
午後はScuolaセミナー第4回「博物館で学ぼう!2.~骨から見る動物の成長と進化~」を実施しました。講師の鈴木先生から動物の骨から分かることや哺乳類の中の分類についてレクチャーを受けた後、ニホンザルの頭蓋骨の標本を使って、年齢とサイズの関係をグラフにまとめました。測定そのものの重要性や、分析に必要なデータ量について実感することができました。
実習の後は、鈴木先生のご専門である哺乳類を中心としたバックヤード見学もさせていただきました。参加者は、貴重な体験ができて大喜びでした。

 

 

 

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