更新日:2026年6月15日
ここから本文です。
このコーナーは、分教室の生徒からの「校長先生が普段どんなことをしているのか知りたい」という声をきっかけに立ち上げました。「校長室より」というタイトルも、生徒のアイデアです。学校での出来事や、校長の目線で感じたことをお伝えしていきます。
4月の新年度スタートから2か月がたち、校内ではさまざまな教育活動が行われています。今回は、肢体不自由教育部門小学部・中学部の様子を、写真とともにご紹介します。
本校の1階各教室前には小さな花壇があり、それぞれの学級で野菜や植物の栽培に取り組んでいます。写真は、小学部と中学部の花壇の様子です。日々の手入れを通して成長を見守りながら、収穫の日を楽しみにしています。
また、教室前の廊下には、図画工作や美術で制作した作品が飾られており、教育活動の豊かさを感じるとともに、見る人の目を楽しませてくれます。写真は小学部3年生が制作した「えだまめ」の作品です。作品をめくると豆知識が学べる工夫が施されており、教員の創意工夫も光っています。
個別の学習では、ウォーカーを使った歩行練習、認知学習など、それぞれの課題に応じて一人ひとりが意欲的に取り組んでいます。
今後も、児童生徒一人ひとりのよさや可能性を大切にしながら、教育活動の充実に努めてまいります。






「特別支援学校等アセスメント事業」を活用した学校アセスメントに、高等部知的障害教育部門1年生が取り組みました。本事業は、生徒一人ひとりの実態に応じた指導や進路支援の充実を図ることを目的として実施されるものです。
本日は、総合教育センターより指導主事2名にお越しいただき、作業課題に取り組む様子を通して、生徒の行動特性やよさについて多面的に見ていただきました。初めての検査に緊張する様子も見られましたが、それぞれが真剣に取り組む姿が印象的でした。
今回得られた知見を生かし、今後の生徒理解を一層深めるとともに、一人ひとりに応じたより適切な指導や支援につなげてまいります。


高等部知的障害教育部門3年生の生徒が、現場実習(校外実習)に向けて面接の練習をしたいと、校長室を訪ねてくれました。自分から一歩を踏み出し、「挑戦したい」という思いを行動に移している姿に、嬉しさを感じました。
面接の練習では、少し緊張している様子も見られましたが、質問一つひとつに丁寧に向き合い、一生懸命答えようとする姿がとても印象的でした。中でも、「自分の好きなことを活かして、誰かに感謝される仕事をしたい」という言葉には、将来に向けた前向きな思いが感じられ、心が温かくなりました。
また、こちらの質問に対して、自分の言葉でしっかりと話そうとしてくれたことも嬉しく思いました。自分の考えを言葉にすることは簡単ではありませんが、その積み重ねが、これからの大きな力になっていくと思います。
現場実習は、学校での学びを実際の仕事の場で生かすことのできる大切な機会です。今回の面接練習の経験を自信につなげながら、自分らしさを大切にして、実りある実習となることを願っています。
分教室2年生の教室には、生徒たちが自ら作成した年間行事予定が掲示されており、6月15日から始まる校内実習について教えてくれました。中には校外実習に参加する生徒もおり、実習日誌の準備など、それぞれが自分の進路を見据え、主体的に準備を進めています。
実習に向けては、肢体不自由教育部門、知的障害教育部門、分教室それぞれにおいて激励会が行われ、仲間とともに気持ちを高めながら当日を迎えようとしています。新しい環境への期待と不安の両方を抱えながらも、一歩を踏み出そうとする姿に、大きな成長への可能性を感じています。
実習は、自分のよさに気付き、将来を考える大変貴重な機会です。学校としても、生徒たちの挑戦をしっかりと支え、成長を共に喜べるよう努めてまいります。心から応援しています。


高等部肢体不自由教育部門において、初任者による研究授業が行われました。授業では、ハンバーガーショップの店員になりきり、敬語での接客や電卓を用いた会計処理に取り組みました。生徒たちは意欲的に参加し、丁寧な言葉遣いや金銭の扱い方を実践的に学ぶ様子が見られました。また、友達と相談しながら課題解決に取り組む協働的な姿勢も育まれていました。指導にあたった初任者教員は、生徒一人ひとりの実態を踏まえた工夫により主体的な学びを引き出しており、こうした積み重ねが教員としての力量形成につながるものと期待しています。


校長室の寄せ植えの花が咲き、朝から嬉しい気持ちになりました。黄色くて小さな花です。
相田みつをさんの言葉に「名もない草も実をつける_いのちいっぱいに自分の花を咲かせて」があります。子どもたち一人一人が、自分らしい花を咲かせていけるよう、これからも大切に育んでまいります。

今年度の学校研究がスタートしました。
本校では、3年間の研究テーマを「児童・生徒の社会参加を目指した組織的な指導・支援について」
と設定し、全教職員が一体となって研究を進めてまいります。
初日は、私から教職員に向けて本研究への期待を伝えるとともに、研究担当より今年度の研究の方向性について説明がありました。
その後、本研究の特色でもある、学部や部門を越えた「きょうだいグループ」での顔合わせを行い、それぞれのグループ名も決定しました。自己紹介やグループ名を考える場面では、和気あいあいとした雰囲気の中で笑顔が見られ、温かな交流のスタートとなりました。
こうしたつながりを大切にしながら、日々の実践に生かせる研究を積み重ね、児童・生徒一人ひとりのよりよい成長につなげてまいります。


給食の時間には、月に2回程度、生徒会による校内放送が行われています。私はこの時間をひそかに楽しみにしており、出張などで途中で席を離れなければならないときには、名残惜しさを感じるほどです。
今日はリクエストソングのコーナーで、back_numberの「ヒロイン」や、ザ・クロマニヨンズの「イノチノマーチ」などが流れました。選曲の幅はとても広く、生徒の皆さんが多様な音楽に親しんでいる様子がうかがえます。
また、学校生活で困っていることや要望などを紹介する「ご意見ポスト」のコーナーも設けられており、こちらも温かさにあふれた、親しみやすい企画となっています。
生徒会の主体的な活動が、日常の中に彩りとつながりを生み出してくれていることを、改めてうれしく思います。
5月7日にご紹介した地域の皆様からいただいたお花を、高等部肢体不自由教育部門(A部門)2・3年の生徒が寄せ植えにし、校長室に届けてくれました。
さまざまな花がバランスよく植えられた、心のこもった素敵な寄せ植えで、校長室が明るく華やいだ雰囲気になりました。
大切に飾らせていただきます。

本校にて医療的ケア保護者懇談会を実施しました。当日は、本校の医療的ケアの考え方や今年度の取り組みについて説明を行いました。校長挨拶では、救急救命士の資格をもつ事務職員の活用についてもお伝えしました。
医療的ケアは、医師の指示のもと教員と看護師が連携して行う大切な取り組みであり、子どもたちの安心・安全な学校生活を支える基盤です。今年度も連携を図りながら、安定したケアに努めてまいります。
また、保護者の皆様同士の意見交換の時間も設けました。ご参加いただき、ありがとうございました。
今年度初めてとなる地震を想定した避難訓練を実施しました。子どもたちは先生の指示をよく聞き、落ち着いてグラウンドへ避難することができました。
講評では、頭を守ることや危険な場所から離れること、そして「お・か・し・も・ち」の約束を確認しました。
事前に教員によるシミュレーションを行った成果もあり、点呼なども含め、全体としてスムーズに実施することができました。
今後も、自分の命を守る力を育むため、引き続き訓練に取り組んでまいります。


横浜瀬谷フラワーループ実行委員会の皆様よりお声かけをいただき、「横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2026」展示終了後のポット苗をいただきました。
当日は、本校の農園芸班の生徒と肢体不自由教育部門の児童生徒が二ツ橋高等特別支援学校へ伺い、苗を受け取ってきました。いただいた苗は、今後の学習活動や学校環境の充実に生かしてまいります。このたびは貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。

横浜緑園高校には立派な竹林があり、技能員さんの丁寧な管理のもと、毎年たけのこ掘りが行われています。今年も4月30日に分教室の生徒が体験させていただきました。
昨年は豊作で、次々とたけのこが見つかりましたが、今年は不作で探すのに苦労したようです。自然は毎年同じように恵みを与えてくれるわけではなく、そこに厳しさと奥深さがあります。
たけのこは地上に出るまで、土の中でじっくり力を蓄え、条件が整ったとき一気に成長します。その姿は子どもたちの成長と重なります。成果がすぐに見えなくても、見えないところで確かな力が育っています。
豊作と不作があるように、子どもたちの成長にも波があります。私たち大人は結果を急がず、その時々の姿を受け止め、環境を整え、信じて待つことが大切だと思います。子どもたちが自分の歩幅で、たくましく成長していけるよう、これからも支えていきたいと思います。
写真は昨年度のものです。

高等部知的障害教育部門の1年生が、校内探検の一環として校長室に来てくれました。
初めて入る校長室に少し緊張した様子も見られましたが、元気にあいさつをし、興味深そうに室内を見渡したり、ソファーに座ってみたりする姿が見られました。
今回の校内探検は、「指定された場所でミッションをクリアして三ツ境マスターになろう」という課題に取り組みながら行われたようです。ちなみに校長室でのミッションは、「校長先生の名前を聞く」ことでした。一人ひとりが私の名前をしっかりメモしてくれました。
その他、職員室や図書室、紙工室、実習棟など、自分たちが利用する学習場所を中心に探検していました。昇降口では、昇降口のルールについても学んでいました。
自分たちの学校生活に関わる場所を知ることで、学校生活への安心感や期待が高まるとともに、自分で考え行動する力につながっていくのではないかと思います。
高等部での学校生活が、実り多く、充実したものになるよう、応援しています。
夕方、雨が上がった直後の空に、ひときわ鮮やかな虹がかかりました。一日の終わりに現れた美しい光景が、心を和ませてくれました。

2泊3日で、大阪方面へ行ってきました。
今年の修学旅行では、生徒たちが自分たちでやりたい活動を調べ、相談し、協力しながら計画・実行する姿が随所に見られました。主体的に学ぶ姿勢が強く感じられる、実り多い3日間となりました。仲間と意見を出し合いながら活動を進める中で、一人ひとりが役割を意識し、互いに支え合う様子がとても印象的でした。
2日目のユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、あいにくの雨となりましたが、「楽しい」という気持ちは何よりの原動力です。雨にも負けず、思いきり満喫している生徒たちの姿に、たくましさと確かな成長を感じました。困難な状況でも前向きに楽しさを見つけ出す姿は、大変頼もしく映りました。
また、活動の合間には「卒業後、働いたお金でまた一緒に来ようね」と話している生徒の姿もあり、将来を見据えながら仲間とのつながりを大切にしている様子が心に残りました。
仲間とともに計画し、考え、行動する中で身につけた力や築いた関係は、社会に出てからも大きな支えとなるはずです。今後も、修学旅行をはじめとしたさまざまな教育活動を通して、生徒一人ひとりが将来への見通しをもち、主体的に成長していけるよう支援してまいります。
おしぼりが写っている写真:生徒が挑戦した食品サンプル体験で制作したたこ焼き。本物のような出来栄えに、集中して取り組んだ成果が表れています。キーホルダーにもできるそうです。






お忙しい中ご参加いただいた保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。
年度初めのこの時期に、学校の教育方針や子どもたちの学校生活について思いを共有できたことは、これからの一年を歩み出す上で大変心強い時間となりました。
本校は、日頃より学校を支えてくださる保護者の皆様の存在に支えられています。家庭と学校が同じ思いを胸に、手を取り合って子どもたちの成長を見守っていけるよう、これからも共に歩んでまいります。
初任者研修の一環で、校長による講話を行いました。
本校が大切にしている学校の考え方や、特別支援学校ならではの学びについて、皆さんと一緒に考える時間となりました。
子どもたちが安心して学び、自分らしく関わっていくために、私たち大人がどんな環境や支援を整えていくのか。
ICTについても、使うことが目的ではなく、子どもの「わかった」「伝えられた」という気持ちにつながることが大事だという話をしました。
これから一年、子どもを真ん中に、教職員が支え合いながら、温かい学校づくりを進めていきたいと思います。

分教室に行ってきました。教室を回る中で、それぞれの学年の成長の様子を感じることができ、とても嬉しい時間となりました。
3年生は、修学旅行に向けての準備が進められており、仲間と協力しながら期待をふくらませている様子が印象的でした。2年生は、自己目標を自分自身の目線でしっかりと考え、これからの学校生活を見据えて計画していました。1年生の教室では、校長紹介をさせてもらいました。早く顔と名前を憶えてくれると嬉しいです。
分教室に行く前に本校高等部の生徒が声をかけてくれました。分教室から戻ってくると「分教室お疲れ様」と再び声をかけてくれました。嬉しいですね。

新入生76名を迎え、全校児童生徒225名でスタートしました。
少し緊張しながらも、新しい出会いに向かう子どもたちの姿に、これからの成長への期待を感じています。
今年大切にしてほしいこととして3つのことを子どもたちにお話しました。教職員一同、子どもたち一人ひとりが安心して学校生活を送り、自分らしく力を伸ばしていけるよう、丁寧に支えてまいります。

訪問の児童・生徒に向けたビデオメッセージの撮影を副校長、教頭と一緒に桜の木の下で行いました。
学校の桜も楽しんでくれると嬉しいです。
今年もよろしくお願いします。

教職員研修を行いました。児童生徒の安全・安心を最優先に考え、緊急時の捜索訓練や、防火・防犯に関する研修、薬の適切な取扱いについて確認と共有を行いました。
一人ひとりの命と健康を守るため、日常の備えを大切にしながら、新しい学期を丁寧にスタートしてまいります。