厚木商業高等学校 > 特色 > 日商簿記検定ウェブコンテンツ「会計サポート」

更新日:2023年11月22日

ここから本文です。

日商簿記検定ウェブコンテンツ「会計サポート」

会計の専門性を身に付け、将来社会貢献することができる人材を育成するため、一般社団法人日本商業教育振興会の支援を受け、中央大学経理研究所をルーツとした日商簿記ウェブ学習コンテンツ「会計サポート」の利用について、3級については全校生徒が無償提供を受けています。この取組をきっかけとして日本商工会議所(日商)簿記3級・2級の受験者・取得者が増加し、令和4年度・令和5年度は在校生が日商簿記1級を受験するに至っています。

本校の会計教育システムの展開

令和3年度より、中央大学経理研究所の学習コンテンツ提供会社である「会計サポート株式会社」及び高校生の簿記会計教育の発展のために設立された「一般社団法人日本商業教育振興会」のバックアップによる日本商工会議所(日商)簿記検定1級・2級・3級の教材システムの提供とサポートを受けています。

提携先

一般社団法人日本商業教育振興会、会計教育サポート株式会社(外部サイトへリンク)

内容

日商簿記3級、2級、1級に対応した各検定資格対策教材

  • テキスト、問題集(検定ごとに模擬問題が改訂されるなど常に最新の状態です)
  • 双方向システムによるウェブサイトと動画視聴(スマートフォンで受講可) 
  • 講師による個別サポート

登録料 

  • 日商簿記3級 無償(動画視聴使用料※テキストはPDF提供あり)
  • 日商簿記2級 有償(動画視聴使用料、テキスト等含め\10,000程度※テキストはPDF提供あり)
  • 日商簿記1級 有償(受講料\200,000 テキスト代\20,000 ただし本校では高崎商科大学との高大連携により、一定の条件下で無償で受講できます)

特徴

  • 生徒個人に対してID、パスワードを個別に発行し、生徒はサテライト講習をインターネット環境がある場所であれば、いつでもどこでも自分のペースで受講することができます。
  • 教材については中央大学経理研究所の数十年の蓄積とともに非常に精選されており、この教材だけで検定試験に合格できる内容です。
  • 個人に対しての提供はしておらず、本校を窓口としての提供が契約条件です。

資格の特徴と本校における会計サポートの運用

日商簿記3級
  • 1年生は簿記の授業の到達確認の一つとして各種簿記検定の取得を目指しており、会計サポートの3級教材(一人一台端末の活用を踏まえたPDFファイルによるテキスト問題集、Web練習問題、動画視聴等)を授業でも一部活用しています。
  • 試験は6月・11月・2月の統一試験のほか、CBT方式により商工会議所にていつでも受験できる形態に変わりました。また、学校での団体受検については別に年数回設定しています。
日商簿記2級
  • 日商簿記2級は会計系の生徒の教育課程において、2年生の学習が終了した時点で受験が可能な検定です。就職や進学に有効な資格であり、大学や専門学校の入学金免除等のメリットがあります。
  • 試験は6月・11月・2月の統一試験のほか、CBT方式により商工会議所にていつでも受験できる形態に変わりました。また、学校での団体受検については別に年数回設定しています。
日商簿記1級
  • 日商簿記1級は将来、会計のプロフェッショナルを目指すために有効な資格です。
  • 取得すると公認会計士試験や税理士試験といった国家資格の受験につながる他、専門学校や大学へ進学するための推薦条件、受験料免除、授業料免除及び特待生入学等に有効な資格です。
  • 受験は毎年6月と11月の2回のみとなり、学習には約1年がかかります。本校では早期に2級を取得すると高崎商科大学とのHaul-A日商簿記1級プロジェクトに出願することができます。※Haul-A日商簿記1級プロジェクトに出願するには、2年次の11月までに2級に合格することが必要です。

その他

  • 日商簿記検定は初級、3級、2級はWebでの受験が可能となりました。取得のチャンスが増えたこともあり、この会計サポートの利用についても全国的に広がりを見せています。現在400校以上の高校が利用しているシステムです。
  • 令和5年度、一般社団法人日本商業教育振興会では、義務教育段階での金融教育の必要性を踏まえ、中学校における教育のサポートを開始しました。