更新日:2022年3月2日

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卒業式

令和3(2021)年度

 3月2日、今年度も新型コロナウイルス感染対策として、午前・午後の2部制で保護者1名の参加のもと、令和3年度卒業証書授与式を挙行いたしました。晴天のもと、神奈川工業高校の卒業生として、いろいろな思い出とともに卒業をしていきました。

 

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KANBAN3

100周年記念碑とのコラボ

体育館入口

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2021卒業式1

卒業生入場

卒業証書授与

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校長の話

卒業生代表のことば

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2021卒業式4

卒業生退場

担任の挨拶

  

卒業の門出をお祝いするとともに、黒板チョークアートやバルーンアートで卒業式に花を添えました。
各教室1 各教室2
各教室3 各教室4
各教室5 各教室6
各教室7 各教室8
各教室9 各教室10

バルーン1

 バルーン2

バルーンアートで「KANAKOU」と工業を表現しました

 エレベータホール前にフォトスポット

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            卒業生を送り出した担任一同    

 立て看板の文字は立体

令和2(2020)年度

  3月4日、新型コロナウィルス対策として午前・午後の2部制で保護者参加のもと、令和2年度卒業証書授与式を挙行いたしました。天候にも恵まれ、思い出に残る良い卒業式となりました。

 

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卒業生入場

卒業証書授与

校長の話

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卒業生代表の言葉

卒業生退場

担任の挨拶

M31

M32

A

機械科1組

機械科2組

建設科

E01

D301

D302

電気科

デザイン科

デザイン科

                  ↓↓↓建設科サプライズ表彰式の様子はこちらをクリック↓↓↓

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卒業生代表の言葉

日増しに暖かくなり、春の息吹が感じられる今日この日、三年間お世話になった方々に見送られながら、私たちはこの神奈川工業高校を卒業します。本日は、コロナウイルスの影響もあるなか、このような式典を催していただき、卒業生一同、心より厚くお礼申し上げます。

今思い返すと、3年前、この神奈川工業高校に入学してから色々なことがありました。平成から令和へと変わった年号、そしてコロナウイルスによる、臨時休校、体育祭の中止、文化祭の縮小、部活動の大会や発表の中止、私たちの最後の一年間はコロナウイルスに奪われました。

しかし、私たちの3年間は悪いことばかりではありません。楽しくて、思い出に残る出来事がたくさんありました。1・2年次に開催できた体育祭では、一致団結し全力で取り組みました。3年次の文化祭は縮小され調理などはできませんでしたが、その分工業高校独自の工夫や創作が見られ、素晴らしい文化債となりました。朝早く来て、夜遅くまで残って取り組んだ課題は弱音を吐きながらも仲間と協力し合い、最後まで逃げることなくやり遂げました。三年時には「V6の愛なんだ2020」にて、この神奈川工業高校が取り上げられました。コロナウイルスにより部活や発表の場を失いましたが、このような発表の場が得られ、とても貴重な思い出になりました。撮影の一ヶ月前から休むことなく準備に準備を重ねました。時には意見のぶつかることもありましたが、無事に撮影当日を迎えることができました。本番は失敗もありましたが、4科のピタゴラがつながった時は、頑張ってよかったと思えました。

校長先生、校長先生はいつも私たちを温かく見守ってくださり、校内ですれ違った時には優しく挨拶を返してくれました。

先生方、毎日の授業だけではなく、進路相談や個人的な話にも丁寧に対応してくれました。私たちが間違ったことをした時には厳しく指導していただき、正しい方向へと導いてくれました

家族、先輩に後輩、そして事務の方、校内を清掃してくれた方、PTAや同窓会などのいつも見守ってくれていた方々のおかげで、無事に三年間を過ごすことができました。

そして、卒業生の皆さん、この3年間、楽しいことや辛いこと、悩み、後悔、挫折、時には仲間とぶつかることもあったと思います。しかし、その経験の一つひとつが私たちの糧となるでしょう。私たちは進学する者、就職する者、その道は様々です。しかし、これだけは忘れないでください。3年間の苦楽を共にし、支え合い、笑い合い、自分の夢や目標に向かって歩み続ける、唯一無二の何にもかえることのできない仲間がいるということを。最高の仲間とこの3年間を神奈川工業高校で過ごすことができて幸せでした。

最後になりますが、3年間、学校生活も支えてくださった全ての方に改めて感謝申し上げます。先生、この3年間で未熟で幼かった私たちはこの神奈川工業で少しは成長できたでしょうか。今現在コロナウイルスの影響でこれまでとは違った生活が続いています。そのような時代だからこそ、この神奈川工業で学んだことを生かし、今自分たちが何をすべきなのかを考え、行動していきます。存在は見えなくても、支えてくれている人に感謝を忘れず、自分たちの使命を全うします。そんな私たちをこれからも温かく見守っていてください。神奈川工業高校の益々の発展を祈り、卒業生の言葉とさせていただきます。

 令和3年3月4日

  卒業生代表 建設科二組 鹿又 悠雅

 

令和元(2019)年度

 3月3日、卒業生と教職員のみの参加で、令和元年度卒業証書授与式を挙行いたしました。

新型コロナウィルスの影響を考慮して、規模を縮小しての挙行となりましたが、無事に卒業式を行う事ができました。

R01卒業式02 R01卒業式01

R01卒業式03 R01卒業式04  

 卒業生代表の言葉

  肌を刺すような冷たい外気がいつの間にか和らぎ、吹く風にも春の訪れを感じる今日、こうしてお世話になった、多くの方々に見送られながら、私たちは、この神奈川工業を卒業します。本日は、私たちの門出を祝し、このような式典を催していただき、卒業生一同、心より厚くお礼申し上げます。

 今思い返すと、高校3年間は、あっという間に過ぎました。3年前、2月15日、私たちの合格発表の日。合格と書かれた紙を中学の仲間たちと見せ合い、喜びあったことを、今でもはっきりと覚えています。

 ところが入学式が終わり、授業が始まると、最初の意気込みはどこへ飛んで行ってしまったのか、機械、建設、電気、デザインなどの専門科目の授業では、聞いたこともないような言葉を呪文のように唱える先生方に、眠りの魔術師という言葉を送りたい気持ちになっていました。また、工業高校ならではの授業である実習の時間には、先生方に強めの指導を受けてピリッとした一方、思いの他、順調に工程をこなし、うまくできたときには、優しく褒めてくれる先生方に胸キュンすることもしばしばありました。そのおかげもあってか、今では専門用語を使いこなせるようになり、実習も順調にこなせるようになりました。

 この様な私たちの3年間を語るうえで欠かせないものは、「修学旅行」だと思います。2年生の2学期、9月4日、私たちは、期待に胸を膨らませて羽田空港を出発しました。1日目、2日目は、晴天ではあったのですが前日まで北海道を襲っていた台風により、予定していた体験の変更や、建設科は大丈夫だったものの他の科では、見学そのものができなくなってしまうなど、残念な事が続きました。「三日目こそは北海道を満喫するぞ」とぐっすり眠っていた9月6日、午前3時8分、北海道胆振東部地震が私たちを襲いました。山の奥深くのホテルに宿泊していた私たちは、電気も水道も止まってしまった中で、不安ではありましたが、それと同時に「みんなでのお泊まりが増えるかも」と安易に考えていました。当日の私たちは、ホテルで待機するしかなく、一階の売店で、買い物をするなどして時間をつぶす中、館内放送があり、予定通り次の宿泊先に向けて出発する事が決まりました。到着したホテルは、電気も水道も通っていて、とても安心しました。先生方は行程の変更や、バスの確認などに加えて、私たちの無事についてツイッター上で保護者に連絡するなど、様々なことを考え、対処してくださいました。結局、大きな災害にあったにもかかわらず、無事に羽田空港に帰ってくることができました。

 もちろん私たちは、この3年の間に高校生ならではの多くの経験をしてきました。体育祭では、競技だけではなく、応援合戦やアトラクション、応援パネルの制作など、何日もかけ、当日に向けて1年から3年までの、各科、各団一つになって練習や制作に汗を流しました。その他にも、文化祭や球技大会、放課後の部活動など、そこから得られた達成感は、その後の勉強や進路活動にも生きていると思っています。

 これまで私たちは、いろんな方に支えられてここまで来ました。校長先生を始め、先生方は、いつも私たちを温かく見守ってくださり、廊下ですれ違った時には優しく励ましの言葉をかけてくださいました。

 私たちの身近にいた、先生方。毎日の授業だけではなく個人的な話や進路相談にも丁寧に対応してくださいました。厳しく指導していただいたことにより私たちは、学習面だけではなく精神面でも大きく成長することができました。

 また、事務の方、校内の清掃をしてくださっている方、PTAに同窓会、その他多くの方々のサポートをいただいたおかげで、私たちは安心して快適に学校生活を送ることができました。

 そして、身近なところで3年間支えてくれた一番の理解者である家族。やりたいことをやりなさいと私の意思を尊重し受けとめ、辛い時には、そっと背中を押してくれた親。感謝の気持ちを素直に伝えるのは恥ずかしいけど、この場を借りて伝えたいと思います。本当にありがとう。これからは少しでも家族に恩返しできる人になっていきたいと思います。

 それから、卒業生のみんな、この3年間、楽しいことばかりではありませんでしたが、どんな時も支えあい、高め合いこの仲間と共に高校生活を送ることができて本当に幸せでした。これから歩む道はそれぞれですが、支えてもらった方々への感謝と神奈川工業で学んだことを胸に、それぞれの道を進んでいきましょう。

 また、心のこもった祝辞を送ってくれた後輩たち。立派な先輩とは言えない私たちではありましたが春から君たちが作る神奈川工業をとても楽しみにしています。サポートしてくださる先生方がいることを忘れず、高校生として残された時間を悔いのないようにしてください。

 これから私たちは、これまで積み上げてきた努力を胸に、「なりたい自分」に向かって一歩ずつ進んでいきます。

 私たちの学校生活を支えて下さったすべての方々、三年間、本当に、本当にありがとうございました。

 神奈川工業のさらなる発展を願って卒業生代表の言葉とさせていただきます。

 令和2年3月3日

  卒業生代表 建設科2組 古澤杏