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更新日:2025年11月25日

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校長だより Vol.8 < 生徒会本部が見る今の七高> 令和7年11月25日

七高の生徒会本部は、毎週定例会を開いて校内の様々な課題について意見を交換し、学校生活がよりよいものになるよう活動しています。今回は、生徒会長1名、副会長2名、計3名の生徒にインタビューし、今の七高をどうみているかなどについて、話を聞きました。

 

11/12(水)、鎌倉市が主催する「青少年健全育成推進街頭キャンペーン」に参加しました。こうした校外の活動に参加して、どのような感想を持ちますか。

「チラシを配ったのですが、もらってくれる人が思ったより多くて、『これはどういうことをやっているのですか』と向こうから話しかけてくれたりして、関心を持ってくれる人がこんなに多くいるんだなと思いました。高校生が元気にやっているからもらいやすいということもあったと思うので、これからも高校生がもっと積極的に参加したらいいと思いました。」

「私たち配る側の年齢が若いので、もらう人たちももらいやすいと思いました。高校生らしくメチャ熱意高めに声をかけたから(笑)、みんながもらってくれたんだと思います。あのような場があると、同じ地域の他の高校の人とも話ができてとてもいい経験になりました。」

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(画像1)PTAの方と一緒に街頭キャンペーンに参加

現在の生徒会本部の活動について教えてください。

「生徒会本部では毎週木曜日に定例の打ち合わせをしています。先日行われた学校説明会や街頭キャンペーンなど、校内外の活動について情報共有したり、反省点を出し合ったり、改善点を話し合ったりしています。また、来年度の体育祭や文化祭をどうするかなどについて、すでに話し合いを始めています。文化祭については、体育館の改修工事が入るので、どのように工夫してやったらいいか、みんなで意見を出し合っています。」

「学校説明会の運営に参加して驚いたのは、来校した中学生から聞いたのですが、七高に来たい理由は、海がきれいで学校行事が盛り上がって楽しい、ということだけでなく、大学の指定校があるから、ということでした。中学生の今から大学受験を考えていることに感心しました。」

 

生徒会本部の皆さんは今の七高をどのように見ていますか。

「七高というと基本はみんな明るくて元気があって、という感じですけど、高2になって結構みんな勉強しはじめていて(笑)、そうした切り替えができるところ、メリハリがあるところが七高生の特徴だと思います。部活だけとか、学校行事だけとか、勉強だけ、じゃなくて、どれもメリハリもって切り替えてやっているなと思います。」

「教室で近くに座っている子なんですけど、2年のこの時期にもう数学を捨てちゃっていて、それでいいのかなぁと私は思うんですけど、でも英語はすごくできる、そんな友だちがいます。物事をスパッと決めていくところなんかは、本当に個性のある友だちが多いです。でもそんな友だちも手伝ってほしいと言うと、快く手を貸してくれますし、そんな優しさというか気遣いというか人としての常識を七高生は持っていると思います。」

「七高は明るい人が多くてすごく楽しい学校という印象があると思います。それはそうだと思いますが、たとえば、体育祭の時だけに許される髪染めについても、そのあとなかなか直さなかったり、パーカーを着てきたりするのを見ると、私たち生徒会が校則をもっといいものに変えていこうとするのがやりにくくなります。みんなそのへんをもっとしっかりしてほしいなと思います。」

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(画像2)生徒会本部の定例会の様子

 

七高は今年50期生が入学し、一年後の令和8年11月6日(金)には、創立50周年記念行事が鎌倉芸術館で行われます。七高の50周年についてどんな思いを持ちますか。

「私たちがこの学校にいるのは3年間だけですけど、この学校に入学して勉強して行事や部活ができるのも、これまで七高をつないできた先輩たちがいたからこそ今があると思っています。そうした方たちに感謝の気持ちは持たないといけないと思いますし、これからも七高は続くと思うので、自分たちが卒業して終わりというのではなくて、自分たちが楽しかったことを後輩にも引き継げるようにやっていきたいです。」

「思い入れのある七高が50周年を迎えるということで、みんなで式典を楽しいものにしていけたら嬉しいです。七高のパンフレットを見ると、昔の先輩たちや先生方がいろいろと良い形に変えてきてくれたんだなということを感じるので感謝しています。」

「ずっと入りたかった七高に入れて、その七高の50周年を七高生として祝うことができるというのは、すごく嬉しいし、その中でも生徒会の一員として迎えられるのはすごく嬉しいです。50周年の式典や当日のパンフレットを見たときに、これからも七高の歴史がよい形で続いていってほしい、そう思える行事になればと思います。」

 

インタビューが終わったあと、創立50周年記念行事では、何かテーマのようなものがあるとみんなの気持ちが一つになっていいですね、という話題が出ました。もしそのようなテーマが見つかれば素敵なことです。これからも学校全体で生徒会本部のみなさんを盛り上げていければと思います。