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更新日:2025年12月15日

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校長だより Vol.9 <七高女子バレーボール部がめざすもの> 令和7年12月15日

 七高バレーボール部(男女)は学校創立とともに創部された伝統ある部活動です。50年前の1期生は男子15名・女子25名、計40名の部員でスタートしたと言われています。当時は練習施設がなく、近くの学校の体育館を借りたり、海岸で練習したりといった苦労があったようです。その後は、県大会ベスト4や関東大会に出場するなど輝かしい成績も残しています。今回は、女子バレーボール部の3人にインタビューしました。

 

七高の女子バレーボール部はどんな部ですか。また、部として大切にしていることがあったら教えてください。

 「みんなが明るく元気で、先輩と後輩の仲が良い部活です。仲が良いことでみんな一体となって戦うことができています。試合ではコートに入っている人だけでなくベンチの人も点数が入ったときは全力で喜びます。大切にしていることはコミュニケーションです。ふだんから学年を超えてパスをしたりして、試合などで誰もが意見を言える環境をつくって、よりチーム力を上げられるようにしています。」

 

 「部活終わりに海に行ったり、新大久保に行っちゃったり(笑)、そのくらい仲がよくて、この前も焼肉に行ったり(笑)、一緒にごはん食べたり、そういうバレーボールをしていない場面でも仲が良くて、みんなが『勝つ!』という意志を一緒に持っているので、チームで誰かがミスした時も、すぐみんなで駆け寄るし、そういうことを大切にしています。」

 

 「バレーボール部はみんな個性が豊かなんですけど、試合の時は、試合に出ている人も、出てなくてベンチにいる人も、みんなで応援することを大切にしています。」

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バレーボールの魅力は何ですか。また自分のポジションの魅力は何ですか。

 「バレーボールは一人で戦うことはできなくて、コートに入っている6人はもちろんですが、ベンチにいる人も一体となって戦うところが魅力だと思います。誰かのナイスレシーブがチームの雰囲気を変えたり、1本のスパイクで試合の流れが良くなったり、苦しい場面でもベンチの声や仲間の声かけの応援があることで、とても元気が出て、みんなで戦っているという実感があります。私のポジションはレフトですが、レシーバーがいて、セッターがいて、レフトとしてスパイクを決めたとき、スパイカーが点を取ったのでいちばん目立つようなところはありますが、レシーバーとセッターがつないできてくれたものを打ってみんなで取れた!というところにすごい魅力があります。また自分のポジションのことではないですが、レシーブとかは、味方のブロックがついて、相手のスパイカーが打つとき、相手の目線とかで自分が動いて、ボールがくるコースが一致したときはワァー!と嬉しくなります。」

 「バレーボールの魅力は、チームスポーツということと、一人ひとりポジションがあるから、そこもすごく面白いと思います。展開もいつ流れが変わるかわからなくて、1本で流れが変わって逆転されたりしますし、25点取るまで本当にわからないのが魅力です。私のやっているセッターの魅力は、やはりスパイカーがいいのを打ってくれるとすごく嬉しいです。あとはツーと言ってセッターが2回で返して得点できたときは超嬉しいです(笑)。ディフェンスについては、ブロックとかレシーブとかは、なんだかんだ言っていちばん盛り上がるところだと思います。」

 「チームで一丸となって戦うことで、勝ったときはすごく達成感があるし、負けたとしても達成感が得られることがあって、そこがバレーボールの魅力だなと思います。私もセッターをやっているのですが、試合をつくっていく人なので試合に勝ったときは誰よりも喜びがあると思います。」

 

女子バレーボール部の今後の目標を聞かせてください。

 (3人とも)「県大会に出場してベスト8になることです!」

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七高に入学してバレーボール部に入部を考えている中学生にメッセージをお願いします。

 「七高のバレーボール部の特徴は先輩と後輩がとても仲良くて楽しいということです。部活が終わって体育館を出たときに見える夕焼けと海の景色がとてもきれいで、疲れが一瞬でなくなるくらいホントきれいです。何事にも全力で、バレーボールがすごく楽しいと感じることができて、私は七高のバレーボール部に入って3年間ずっと続けてきて良かったと思うし、高校生活最高の思い出ができる部活だと思います。」

 「先輩後輩が仲良くて、同年代も仲良くて、初心者は自分が入ったら経験者と差が生まれちゃうかも、と思っているかもしれないですけど、そういうことは思わないくらいみんな仲良いです。初心者もいますけど、初心者には経験者が丁寧に教えてあげるし、七高はそういう場面がいろいろなところにあるし、そういうことができる人がいっぱいいるから、その分、皆が支えられています。中学は先輩後輩とか案外厳しいイメージがありますが、七高はそうじゃないので、こわくないので(笑)、一緒にバレーボールやりましょう。」

 「試合と遊びのメリハリがちゃんとあって、試合のときはみんながひとつになって頑張るし、遊ぶときは先輩も後輩も混ざって遊ぶ部活だと思います。初心者もいるので心配せずに入ってきてください。」

ひとつのボールをみんなでつないでいく。そしてそのつなぐものはボールだけでなく、気持ちをつなげていく。しかもそれはコートにいる6人の気持ちだけでなく、ベンチも含めて、チームとして気持ちをつなげていく。そうしたことを大切にしていると話してくれました。これからも七高バレーボール部を応援していきます。