|
本校の文化祭「羽月祭(はづきさい)」は9月5日(土曜日)・6日(日曜日)の両日に実施されました。
例年、お話している通り、本校には住吉高校生と中原支援学校住吉分教室生、合わせて1,100人程が日々学校生活を営んでおり、羽月祭でも両校生が模擬店出店やパフォーマンスを披露します。
そんな中で、今年来校者の注目を集めた、ある部活動についてご紹介します。
アコースティックギター部。
複数ある本校の「音楽系部活動」の中では、軽音楽部や吹奏楽部と比べて少人数の部員。他の両部活動が全国につながるような対外大会はあまりありません。そんな中、今年度、新たな主顧問と生徒達で、いくつかの「新たな取組」に着手しました。
① 地域に出かけよう!…新たな活動場所の開拓と地域貢献
「対外大会があまりない」と書きましたが、「ないのなら自分たちから出ていこう」との意気込みから、今年から近隣にある「らいらっく保育園」と「レイモンド元住吉保育園」に訪問させていただき、演奏披露と主とした保育体験活動を展開しています。「発表の場面がある」ということは「聞き手のことを考える」こと。まず、部員たちは「自分たちが楽しむ」から「聞き手と楽しむ」にシフトすることの意味や手応えを感じるようになりました。
② チャンと準備し、しっかり発表!…「過去イチ」の文化祭を目指して
このように、ステージ度胸と「演じ手の心構え」を育ててきた部は、文化祭に向けてさらに試みを続けます。まず、文化祭出のステージ本番を前に、夏休み明けの放課後に「校内発表会」を開催。舞台は文化祭当日と同じ視聴覚室。いわば「予行練習」「ゲネプロ」のような場を持つことで、当日の運営に向けた万全な準備を行いました。この場面には私も来場しましたが、演奏終了後に部員と顧問とが真剣に話し合う姿に、正しい緊張感を感じ、当日への期待感が高まりました。
そして迎えた当日。二日間の演奏スケジュールは毎回満員。ステージの彼らのパフォーマンスは来場者の胸に十分届いていたようでした。
私が常々生徒たちに訴えている「もっと住吉!」。自らを知り、しっかりした準備のもと、自分の限界を超える挑戦を続けることに意義を見出す高校生活にとって、「物事を成し遂げるためは十分な準備が必要」「何事も真剣に取り組むことが尊い」ということを、アコースティックギター部の半年間が示してくれています。
アコースティックギター部の、そして全ての部活動の、更なる挑戦を、期待しています。

2026年9月10日
|