更新日:2023年12月14日

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11月の出来事

051127 2学年修学旅行

 11/27(月)から2学年が修学旅行へ行きました。今年は沖縄とベトナムの選択で、半数ずつに分かれて出発しました。

【沖縄】

沖縄班は男子68名、女子70名、計138名(偶然にもベトナムとぴったり半々)、元気に羽田を飛び立ち、1日目の平和学習を終えました。沖縄の歴史、歌やおどり、方言などバスガイドさんのおかげで、移動時間もフルに沖縄を学ぶことができました。夜ごはんはバイキングの大皿の替えが間に合わないくらいのスピードで平らげていました。

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ビーチ

 

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再建中の首里城

 

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三線(さんしん)体験

 

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古宇利島

 

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北部トレッキング

 

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マリン体験

 

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食事会場でのレク

 

 

沖縄班、3日目は自然体験や文化体験の体験学習と美ら海水族館見学でした。マリン体験(シュノーケリングやバナナボート)、慶佐次川カヌー・マングローブ観察、比地大滝トレッキング、文化体験(三味線体験、古宇利島散策)の4コースから選択する形で実施しました。

マリン体験では、ほんの少し伝えるだけで先を読んで動いてくれると「 緑ケ丘の子たち、めちゃくちゃいい子ですね!!あと頭いいですね!!!」とお褒めの言葉をいただきました。また、カヌー体験では、少し遅れて戻ってきた女子ペアにも男子が駆け寄り、ボートをさっと運んであげる1コマで「イケメンやなぁ」とインストラクターさんの呟きをいただきました。そして、夜は旅行委員企画のレク。食器の片付けを毎回生徒が協力してくれることもあって、食事会場からレク会場への転換も、予定より30分早く実施することができました。レクの開場誘導から片付けまで旅行委員さんが中心となって進行。自分達がつくる修学旅行となりました。

 

 

【ベトナム】

冬の日本から日暮れに飛び立ち、夜中のホーチミンへ着きました。空港からホテルへ向かう途中、まずバイクの多さにびっくり。しかも信号の少ない道路をバスがバイクすれすれに通っていきます。

翌日、市内のLe Hong Phong 高校で学校交流を行いました。フレンチコロニアル様式の美しい校舎のいたるところから歓迎の声がかかります。立派な講堂で緑高紹介を行い、ソーラン節を一緒に踊りました。

 

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瀟洒な校舎に囲まれた中庭を通って講堂へ

 

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旅行委員による緑高紹介

 

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ソーラン節を一緒に踊る、黄色の服がLe Hong Phong 高校の生徒さん、青い法被を着た本校生徒と

 

交流の後の班別行動は、Le Hong Phong高校の生徒さんの案内で市内を見学しました。日中32℃にもなる暑い中でしたが、最後まで案内してくれた高校生と友好を深めました。

翌日は体験別の行動です。スイティエン公園、アオザイ、ベトナム刺繍、ベトナム料理と様々な体験コースがあり、それぞれが楽しみました。

 

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料理体験で生春巻き製作中

 

最終日、ベトナム南部のクチ、ミトーを訪れ、南北戦争時のトンネル見学やメコン川クルーズを体験しました。

 

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トンネル見学

 

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メコン川を渡る

 

051124 横浜南地区交通安全高校生大会

 11月24日(金)本郷台の地球市民かながわプラザにおいて、令和5年度の横浜南地区交通安全高校生大会が開催されました。大会に先立ち、横浜南地区の各高校が交通安全標語やポスターをつくり、その中で最優秀作品は今年度の標語、ポスターとして採用されます。そして大会当日は、各高校が交通安全への取組を発表しました。スライドを使い、統計データを用いた説明あり、クイズあり、チアリーディング部の交通安全標語を上手に取り入れたパフォーマンスあり、と学校ごとに特色ある発表が続きました。

 本校からは1年生の鬼嶋さんと関塚さんがスマートフォンのながら歩きの危険性について寸劇を交えた発表を行いました。山手駅の電車接近のアナウンスも上手に取り入れ、臨場感たっぷりでした。

また、鬼嶋さんの交通安全標語「広げよう 視界と未来の 可能性」が優秀賞に選ばれました。

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発表する二人

 

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歩きスマホをしていると…駅のホームから転落!

 

051118 緑のフェスティバル

 11月18日(土)同窓会である牧陵会のホームカミングデーとして「緑のフェスティバル」が開催されました。いくつかの部活動では現役高校生との交流も行われました。新型コロナウイルス感染症の影響により4年ぶりとなる開催で、多くの卒業生が本校を訪れました。

 午後には高校51期の東京都立大学教授で憲法学者の木村草太さんによる「緑ケ丘高校で考える自由と個人」と題した講演会も行われました。

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図書館での展示

 

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木村草太さんの講演会

 

051118 第2回緑高セミナー

 11月18日(土)今年度2回目の緑高セミナーが実施されました。今回の講師は高校29期の江上英樹さんです。長らく小学館で漫画雑誌の編集者を務められ、今はご自身で会社を興されています。高校時代の緑高周辺の様子から始まり、漫画誌の編集のお仕事、漫画の将来についてお話されました。特に、ライバル紙に連載中の漫画家さんとのやりとりや、新しい漫画がいかにつくられていくのか、といったリアルなお話にはつい引き込まれました。ご自身がよく知らない「将棋」をテーマにした漫画を、これまた将棋を知らない漫画家さんと作ってヒットさせたこともあり、好きなジャンルだから面白い漫画が作れるわけではなく、知りすぎて面白くなくなることもある、とのこと。デジタル化の波は漫画界にも押し寄せているそうです。ただ、紙の漫画とWebの漫画はそれぞれ違う特徴もあるので、将来はわからないようです。参加した生徒からは「AI漫画もできそうですが、紙の良いところは?」など質問が出ました。最後に1年の大原さんが「リアリティと面白さのバランスが興味深かった」と謝辞を述べました。

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高校在学当時周辺にあった米軍住宅

 

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参加者にサインをする江上さん

 

051111 全日本吹奏楽大会in横浜

 11月11日(土)みなとみらい大ホールで2日間にわたり第25回全日本吹奏楽大会in横浜が開催され、吹奏楽部が第一日目のプログラム1番で演奏し、2年連続の審査員長賞を受賞しました。当日は朝早くから保護者の皆様のご協力により、学校で合奏練習の後、楽器を積み込んで出発し、無事演奏することができました。ありがとうございました。

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051102 アカデミックキャラバン

 11月2日(木)鎌倉芸術館においてアカデミックキャラバンが行われました。アカデミックキャラバンは、様々な分野における一流の専門家に講演いただき、生徒がその真髄の一端にふれる行事です。さらに講演の後は生徒と講演者が直にやりとりをして、内容を深めます。

 今年は国立研究開発法人海洋開発研究機構(JAMSTEC)生物地球化学センターの高野淑識センター長代理をお招きし、はやぶさ2が持ち帰ったリュウグウの岩石の分析から生命誕生に関わる研究についてお話いただきました。

 まず横浜緑ケ丘高等学校のある山手周辺からお話が始まり、ご自分の高校時代、大学の専門分野に化学を選んだこと、南極観測隊への参加、アメリカNASAでの研究、JAXAではやぶさ2のサンプルリターン、得られたリュウグウの岩石を分析する様子など、まさに世界をめぐる研究の実際を楽しい語り口で生き生きとお話されました。

 生徒からは「宇宙探査の今後の展望」「有人探査と無人探査の比較」「オシリス=レックスの採取岩石の分析の現状」など、最先端の研究について質問が相次ぎ、さらに「研究が思うように進まない時はどうしますか」といった探究活動の苦労が垣間見える質問もありました。最後に生徒に向けて、自分の得意を伸ばす、英語を伸ばす、チャンスをとらえる、といったアドバイスがありました。

時間になっても質問の挙手が止まらず、生徒の関心の高さが現れていました。今日の講演で生徒に「研究はたのしい」というメッセージが伝わったことと思います。

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高野様から生徒へ論文や原稿が贈呈されました

 

 講演の前には生徒のスタディツアー報告が行われました。ふくしま学宿、鳥取海・星・砂のスタディツアー、釧路湿原スタディツアーの3つです。こちらも夏の成果がぎゅっとつまった発表でした。

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