更新日:2024年3月29日

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3月の出来事

060328 吹奏楽部第47回定期演奏会

 3月28日(木)相模女子大学グリーンホール(相模大野)で吹奏楽部の第47回定期演奏会が開催されました。3部構成で、全体を通じて「物語」というテーマを設定していました。スパークの「劇場の音楽」から始まり、第2部のダンスや劇を織り交ぜた楽しいステージ、そしてメインのJ.メイ「指輪物語」で壮大なスケールを見せて締めくくりました。

2024定期演奏会①

 

2024定期演奏会②

 

第3部は3年生も参加し、総勢120名を超える大編成に

 開演前や休憩時間には多くのアンサンブルがステージやロビーで披露され、ぐっと近くで演奏に触れることができるすばらしい企画でした。

 

2024定期演奏会③

ロビーでのアンサンブル

 

2024定期演奏会④

 

ステージでのアンサンブル

 

060324 毎日書道展書道はがき作品大会で大賞受賞

 3月24日(日)毎日書道展書道はがき作品大会で1年齋藤美邦さんが神奈川毎日新聞社大賞を受賞し、横浜そごう地下2階特設ステージで表彰を受けました。作品は3月16日(土)から3月24日(日)までそごう美術館で展示され、1万人ほどの入場者があったそうです。

表彰式には高校生、中学生、小学生の受賞者5名ずつが登壇し、賞状と記念品が贈呈されました。

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表彰をうける齋藤さん

 

060324 かながわ探究フォーラム

 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)や理数教育推進校等における探究活動の成果発表を通じて先進的な事例を広く共有し、参加生徒の探究の過程に関する理解を深め、研究意欲や知的好奇心を喚起するとともに、参加校の生徒に求められる課題解決力、創造力、プレゼンテーション能力等のより一層の向上を図る「かながわ探究フォーラム」が神奈川県教育委員会主催、横浜国立大学共催で3月24日(日)、横浜国立大学で行われ、本校から3チームが発表しました。

 全部で50チームがポスター発表を行い、東京、長野からもSSH校が招かれてお互いの研究を見学しました。

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 本校からの3チームは探究成果発表会でも発表した「らぁめんの罪~らぁめんの残り汁を流すと…?~」「横浜・緑高間を高速移動するには!~できっこないをやらなくちゃ~」「よりよい国際交流のために~民話を通して~」の3件でした。多くの高校生、大学の研究者、教育委員会の方々から自分たちと異なった視点からのご指摘や質問、助言をいただきました。今後の探究活動に生かしてほしいです。

 

060322 終業式と離退任式

 3月22日(金)今日は大掃除の後、体育館で終業式と離退任式が行われました。終業式では校長の自己実現に関する話と安全グループから高校生活における常識と良識の話がありました。その後、表彰がありました。

バドミントン部 横浜地区男子ダブルス 準優勝 東田一輝さんと山田航大さん

ダンス部 高体連主催 第31回神奈川県高等学校ダンス新人大会 第5位

第54回神奈川県高等学校教育書道コンクール

 団体の部 準優勝、神奈川県教育委員会教育長賞

 個人の部、臨書の部 神奈川県書写能力検定委員会賞 山岡優花さん

神奈川県高等学校総合文化祭 第60回高等学校書道展 特選 田中栞さん

 

離退任式ではこの3月で本校を去られる先生方から生徒にお言葉をいただきました。生徒会から花束の贈呈があり、生徒の間を通って退場される先生方に感謝の拍手が続きました。

 

LHRと並行して来年度使用する教科書と副教材の販売があり、生徒はとてもたくさんの真新しい教科書や問題集などをキャリーケースなどにつめこんで新たな年度へ思いをはせていました。

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060321 第3回探究成果発表会

 3月21日(木)関内ホールにおいて、第3回目となる探究成果発表会が行われました。

1,2学年ともにグループや個人で1年間探究活動を行い、学年発表によって選ばれた生徒が、全校生徒と探究活動にご協力いただいた、大学や企業の方々やSSH運営指導員の先生方の前で、探究成果についての発表を行いました。

また、8月と12月に実施した各スタディツアーの発表も同時に行われました。

2023_tankyu_3_1  スタディツアー発表

2023_tankyu_3_2  探究発表

2023_tankyu_3_3  全体講評をいただく

発表会のプログラムは以下の通りです。

 

Ⅰ.「タイ北部スタディツアー」発表

  1A古川、1B鬼嶋、1B出口 1B萩原、1C窪田、1G伊藤、 1G小関、1G武田

Ⅱ.「五色沼スタディツアー」発表

  2F高木、2F東、2D小川、2G濱田

  1D菅野、1F栗原、1G荒田、1G藤田詩、1G藤田美、1G森山

Ⅲ.1年生発表

 1.「らあめんの罪」

  1A 岡、小野、勝、齋藤、佐々木 、関守、増田、

 2.「植物と生活排水」

  1E 小松、富澤、永井、中田、西村、原、平馬、正好

 3.「true me 私を映すきれいな鶴見川」

  1C 板橋、金井、木原、戸村、古川、三浦、山田航、山田祐

Ⅳ.2年生発表

 1.「横浜・緑高感を高速移動するには!~できっこないをやらなくっちゃ~」

  2A菊地、2A堀町、2E船橋、2E増田

 2.「より良い国際交流のために~民話を通して~」

  2A金澤、2A西川、2C阿部、2C湯川、2F竹原

 3.「水質比較による横浜市の水道水の改善策究明」

  2B岩本

各発表後には探究内容について、様々な観点から質疑があり、熱い議論が交わされる場面も見受けられました。また、今回は入学予定者にも発表を聴く機会を提供しました。入学したらどんな探究活動ができるか、楽しみにしてください。

 

060319 学びの奨励基金報告会

 3月19日(火)本校独自の主体的な学びを支援する「学びの奨励基金」を得た生徒4名がその結果を1,2年生に報告しました。

海老名隼輔さん(1年)は「不老不死の可能性」として、ベニクラゲの若返りの機能を医療に活用できないか、という疑問から和歌山の研究所を訪問しました。ベニクラゲの若返りは幹細胞のような細胞塊と化した個体からクローンとして再生するという機構を学び、人間の個体全体は無理でも臓器培養の可能性を考察しました。

京谷直登さん(1年)は「カブトガニの研究」として医薬的にも研究対象となっているカブトガニが2億年前から変わらぬ姿で生き残ってきた不思議を岡山の生息地に出向き、調査研究しました。生息地の干潟が人間の経済活動により危機にある状態を知ってもらいたい、と熱心に訴えました。

沼田有樹さん(2年)は起業および英語プログラムに参加した報告として、流暢な英語によるビジネスプランのプレゼンテーションを行いました。現在も高校生のビジネスコンテストを立ち上げ、政策提言に結び付けるなど、意欲的に活動し続けています。大学での起業を目指しているとのことです。

杉本詩織さん(2年)は山岳民族ボランティアに参加してタイに赴き、山岳民族の家にホームステイしたこと、村での交流や子どもとのふれあい、畑や灌漑の作業手伝いについて報告しました。山岳民族の社会における課題をタイ政府の施策と合わせて考察しました。

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4名とも実際に見て、ふれて、活動して、実感できたからこその報告でした。「学びの奨励基金」は卒業生である増川重彦、圭子ご夫妻からの寄付をもとに、グローバル社会に求められる幅広い教養を深める活動を通じて自己を成長させ、これからの社会に貢献する意欲を育むことを目指す生徒の主体的な学びを奨励するものです。他校にはない本校独自の取組であり、一時期コロナウイルス感染症の影響で応募できない時期もありましたが、生徒には積極的に応募してほしいものです。

 

生徒の感想の一部です。

【不老不死】はじめに興味を持ったきっかけはささいなことでも、その後それをどのように人間に活用できるか、と広い視点を持っていたのが良かった。ベニクラゲの研究のために和歌山まで行くという行動力に驚いた。

【カブトガニ】写真や図が多く、楽しく発表を聞けました!いろいろな視点からカブトガニの特徴の仮説を立てていてよかったです。干潟だけじゃなくて、環境保護全体の重みを感じられました。

環境保護で一番大事な点は「知ってもらうこと」というのはとても納得できました。この問題について私たちはどうやって解決したり防いだりできるのかについても知りたかったです。

【企業英語プログラム】将来のプランが明確にあって、自分のやりたいことがわかって尊敬した。高校生で、団体を立ち上げてイベントを開催するなど、こうどうがすごいなとおもったし、大学では卒業後にすぐ社長として働けるような環境をつくりたいと、明確で素晴らしいと思った。

【山岳民族支援ボランティア】初対面の人と協力して行動することは大変そうだけど、楽しそうだなと思いました。海外の人との交流に興味があるので、私もどこかへ行ってみたいと思いました。これからも頑張ってください!

「学びの奨励基金」運営委員長の牧陵会会長池田加津男様、運営委員の向井信一様も発表をご覧になり、「豊富な資料をプロジェクターで紹介しながら素晴らしい発表だった」と感想をいただきました。今後ともご支援をよろしくお願いいたします。

 

060318 卒業生による進路講演会

 3月18日(月)昨年春に卒業した75期生9名に加え、この春卒業したばかりの76期生3名の計12名による進路講演会が体育館で開催されました。生徒会総務部の生徒が1,2年生からあらかじめ受けていた質問を投げかけます。「学部、学科をいつごろ、どのように決めましたか」「学習と部活動の両立は?」「受験勉強で精神的につらかった時の乗り越え方は?」など、10以上の質問にとても丁寧に答えてくれました。

 「大学の選択には大学名でなく、どんな教授陣がどんな研究をしているかを調べて決めた」「勉強の時間を作り出すのは自分、休み時間、歩いていてもできることはある、机に向かうだけを勉強と思っていないか」「勉強の計画を週単位でつくっていた」「部活動も、勉強もその時にできることに集中した方がいい」卒業生が自分の言葉で後輩に一生懸命アドバイスする姿と、2時間近い時間、集中力を切らさず聴いていた1,2年生の姿は生徒同士のつながりが強い緑高ならではのものと感じました。

 リアルな体現者の言葉に1,2年生は感じるものがあったでしょう。

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12名の卒業生の体験を聴く

 

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休憩時間には懐かしい先輩を囲んで

 

060314 合格者説明会

 3月14日(木)午後、79期生となる入学予定者と保護者の皆様に説明会を行いました。緑高での学び、キャリア教育、保健安全面等の説明と併せて教科書・副教材、体育着等の販売も行いました。帰り道には上級生が部活動の熱心な勧誘を行っていました。お天気も良く、歓迎の気持ちが伝わったと思います。4月を楽しみにしていてくださいね。

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高校生になるとコミュニケーションを図ることが大切、早速実践「最寄り駅はどこですか」

 

 

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帰り道では上級生の歓迎(部活動の勧誘)

 

060314 第1回合唱コンクール

 3月14日(木)78期1学年の学年行事として合唱コンクールが体育館で行われました。1年生は音楽を履修していない生徒のクラスもありますが、全クラスが自由曲を歌い、練習の成果を披露しました。服装を統一するクラスや振り付けをするクラス、四部合唱の難曲にチャレンジするクラス、それぞれのクラスの雰囲気まで感じ取れました。どのクラスも指揮者の指示に精一杯声を合わせていました。人間の声が合わさる合唱の良さを改めて感じました。

審査員は音楽科の山口先生、吹奏楽部顧問の小山望先生、そして校長の私。結果は僅差で1年E組が優勝。自由曲は「虹」でした。

 この行事は各クラスの組長さんが中心となって1年生だけで企画運営したそうです。そうやって行事がまた一つ生徒の手でつくられたのでした。

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1年E組の合唱

 

060312 1学年美術書道展覧会

 本校の1年生は芸術科目として音楽、美術、書道の中から1科目を選択して履修します。78期1学年のうち、美術と書道を選択した生徒の作品を展示する展覧会が校内で開かれました。

 美術は例年の鉛筆による人物画や立体造形に加え、今年は墨絵による絵巻物が登場しました。鳥獣戯画を連想させるものから、SFタッチのものまで様々ですが、巻物を開けていくときのストーリー性が工夫のしどころと見ました。

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 書道はどの作品も丁寧に書かれており、美しい筆運びです。選ぶ言葉に個性も見えて、楽しい展覧会となっていました。

 

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060312 日本金属学会高校生ポスター発表会に参加しました

 3月12日(火)東京理科大学葛飾キャンパスで行われた日本金属学会高校生ポスター発表会に1年古川朝陽さんと2年山越健弘さんが参加しました。参加者からの報告です。

 私たちの研究発表の際には、大学の先生や他校生徒が色々な質問をしてくれたり、アドバイスをしてくれたりしました。自分たちの考えが及ばなかったことや実験項目の足りないことに気づけました。また、同時に他校の発表を聴くことができました。それによって、新たな気づきがありました。校内の発表では得られない体験でした。

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 そうそう、探究活動は聴いてくださった方たちとやりとりして気づくことが大切なのです。探究を深めるチャンスととらえてください。どんどん外に発信しよう。

 

060312 横浜南地区探究的学習発表会

 3月12日(火)午後、横浜南地区の高等学校13校が令和5年度探究的学習成果の発表会を行いました。会場は横浜清陵高等学校のホールです。本校からは2年の岩本芙羽花さんが「水質比較による横浜市の水の改善策究明」についてポスター発表しました。横浜市水道の上水の質を向上させる研究をした動機や、相模川から取水した水の浄水場ごとの水質の改善点について、データ分析や実験結果をもとに考察したものです。

thumbnail_IMG_0285   岩本さんの発表

 全体で15の発表を5つずつ3タームに分けた展開で行い、集まった他校の高校生や教職員、神奈川県教育委員会の指導主事から活発な質疑応答が行われていました。

 発表を見て、年々説明の技量が向上しており、ポスターや説明資料にも工夫が増えていました。各校での探究活動が着実に行われていると感じます。

 

 

060310 チアリーディング部がケアプラザまつりに参加

 3月10日(日)近隣の本牧和田地域ケアプラザで行われた「ぽんちゃんまつり」に参加しました。地域の方々が「子育てサロン」や「いきいき講座」、「認知症予防サロン」など様々な活動を行う拠点となっている本牧和田地域ケアプラザは、本校から徒歩で数分の距離にあります。今回、地域の方へ本校のチアリーディング部の活動をご覧いただく機会を得ました。他にもお囃子やフラダンス、ハンドベルの発表や防災を楽しく学ぶコーナー、多文化PRコーナーなどもありました。春本番の暖かく良いお天気にも恵まれ、高校生のはつらつとした演技をご覧いただきました。

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スタンツも決まって満面の笑顔

 

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親子連れなどでにぎわう会場

 

060307 校内競技大会

 学年末の定期試験が終了し、3月6日(水)、7日(木)は競技大会です。6日は残念ながら雨天プログラムとなり、体育館でドッジボール大会となりました。7日はグラウンドコンディションも回復し、体育館も合わせて、男女ともサッカー、ハンドボール、バレーボールに熱戦を繰り広げました。二日ともとても寒い天気だったにもかかわらず、高校生は元気いっぱい。クラスの応援の声が校長室にも届いています。

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060304 第3回学校運営協議会

 3月4日(月)今年度第3回目の学校運営協議会が開催されました。今年度の教育活動を各グループから報告し、助言指導をいただきました。

 委員から、キャリアパスポートの活かし方、周囲の大人のキャリアについて話を聴く機会を設けてはどうか、地域共生社会の実現へ高校生の意見がほしい、小中でコロナの影響を強く受けた生徒が高校生になっているので教育相談を手厚くしてほしい(スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーをもっと配置してほしい)、職場のコンプライアンス遵守には繰り返しが必要、などご意見が相次ぎました。

 また、次の4年間の中期学校教育計画についても、ミッションの実現へ向けて具体の方策を考えることが大切、例えばファシリテーション能力など、資質能力ベースの目標設定が必要、などのご意見がありました。

 委員の皆様には、今年度1年間、学校とともに教育活動の企画運営にご尽力いただき、感謝申し上げます。

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060301 卒業証書授与式

 3月1日(金)午前10時、昨夜からの雨こそ上がっていましたが、曇りのお天気で卒業証書授与式が始まりました。しかし、式が進むにつれて、だんだん空が明るくなり、お祝いの言葉をいただくころには陽が差し、式場が晴れやかな雰囲気に変わりました。

 私からは思い通りにならない状況でも、緑高で培ったしなやかでたくましい心と身体で乗り越えてほしいこと、その時大切なのはともに立ち向かう仲間をつくることであり、探究活動の経験を活かしてほしいことを伝えました。創立100周年の節目の年に巣立つ卒業生に幸多かれと祈ります。

 在校生代表の鈴木杏奈さんは「憧れの先輩方にいろいろ教えてもらったことを大切に、伝統を次代に伝え、緑高をつくっていきます」と決意をこめて祝意を表しました。

卒業生代表の安齋隆智さんは緑高祭など、様々なことに意欲的に挑戦できたこと、これからの未知の世界へ挑む期待や今まで支えてくれた家族や周囲の人々への感謝を述べて、「立ち止まることはあっても決して後退はしない」と前向きな姿勢で新たな世界への抱負を語ってくれました。

久しぶりに保護者の皆様へ卒業生の歌を届けることもできました。

みんな、元気でね!

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卒業生代表の言葉

 

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卒業生の歌「旅立ちの日に」