平塚ろう学校 > 学校生活 > 平ろうWeb > 平ろうWeb令和7年度9月

更新日:2025年11月6日

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JR平塚駅職員との交流会を通じて、仕事と安全への理解を深めました。

高等部は9月16日(火)、中学部は9月24日(水)にJR平塚駅を訪れ、駅職員の皆さんとの交流会を行いました。今回の交流は、鉄道の仕事や安全への取り組みについて学び、職員の方々との対話を通じて、社会とのつながりを感じることを目的としています。

当日は、駅職員の方から駅の仕事や安全に関する説明を受けた後、2グループに分かれて起床体験や切符売り場の見学を行いました。普段は見ることのできない駅の裏側を知る貴重な機会となりました。その後の座談会では、平塚駅職員に加え、横浜駅からろう・難聴の職員4名(うち1名は本校卒業生)を迎え、生徒たちは4グループに分かれて質疑応答やフリートークを行いました。手話や筆談を交えたやりとりの中で、働くことへの思いや、社会との関わりについて考える貴重な時間となりました。

駅1 駅2

駅3-1 駅4-1

寄宿舎 9月「朝の起床について」

〇朝の起床について
 毎朝、お子さんは自分で起きていますか?学校に遅刻しないように起こしている保護者の方も多いかと思います。(筆者も家ではつい中学生の息子を起こしています・・・)
「自分のことは自分でやる」ことを基本としている寄宿舎では、起床についても例外ではありません。利用生の中には、将来の自立のために自力起床の習得を目標にしている生徒もいます。我々寄宿舎指導員も舎生の自立のために、朝の会に遅刻しそうな時に起こしてあげたい気持ちをグッと我慢して見守っています。その為、舎生はスマートフォンのバイブ機能や発光と振動する目覚まし時計を使う、カーテンを少し開けて朝日が入るようにするなどそれぞれが考え、自分1人で起床する為の工夫をしています。
自分に合っている方法は何かを考え実践する。日々の生活の中でこのような経験を積むことができるのも寄宿舎の良いところの1つです。

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