更新日:2022年7月29日

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工学系

実習A(機械加工)

旋盤、溶接、数値制御などの技術に挑戦する。旋盤では、旋盤を使い100分の1㍉の精度での加工技術をめざす。溶接では、ガスや電気で金属を溶接する体験をする。数値制御では、CADで図面を描き、数値制御工作機械でオリジナルキーホルダーを作る。

実習B(工芸)

鋳造、ガラス細工、木工などの技術に挑戦する。鋳造では、発泡スチロールでつくった型を砂に埋め、溶かしたアルミを流し込み、プレートなどをつくる。木工では、木を削り食器やパズルなどをつくる。ガラス細工では、ガラス食器のデザインやトンボ玉制作をする。

実習C(電子回路)

デジタル回路の基礎(論理回路、デジタルIC)、PLC、アルディーノを用いたコンピュータ制御を学習する。

実習D(デザイン)

Tシャツ、トートバックにオリジナルの絵柄を考え、孔版印刷を用いて印刷する。技術の取得とデザインに必要なスキルを身に付け「使えるデザイン」とは何か考える。

機械製図

製図に必要な用具の正しい使い方、線の太さ、文字の大きさ、記号など手書き製図やCAD等を理解し、図面を描くための基本となる技能を身に付ける。

機械工作

工業における加工技術や金属材料の性質を理解し適切な加工法が選択できる能力を身に付ける。

機械設計

機械設計に関する基礎的な知識と技術を学び、実際に機械設計できる能力を身に付ける。力学の基礎から学ぶ。

自動車工学

カーテクノロジーに関する歴史・基本的な知識・技術および世界的な環境・エネルギー問題を理解する。

電気回路

電気回路に関する知識と技術を習得する。将来、理工学系の分野に進みたい人むけである。

電子技術

エレクトロニクスは私たちの生活に大きな変革をもたらしている。その中核をなしている“半導体”を中心として、固体内での電子の振舞いから電子回路の取り扱いまでを学習する。「電子分野」について系統的に学習できる講座内容になっている。将来、電子系の分野に進みたい人むけである。

デザイン史

東洋(日本)と西洋のデザインの歴史を学び、ものづくりと世の中の歴史がどのような関わり合いがあったのか紐解く。建築、工芸、絵画の事例を中心に解説し、グループワークを交えた考察も行いながら知識の定着を図る。

デザイン実践Ⅰ

「デザインとは何か」「ものづくりとは何か」といったデザイン分野の基礎、基本的な学習を事例を交えて分かりやすく学習する。世の中にある全てのものはどのような思い、考えで生み出されてきたのかを考える。

デザイン実践Ⅱ

デザイン実践Ⅰで習得した知識をもとに、ものづくりに必要な態度、理解を実践活動を通して深め習得する。デザインコンペなど積極的に参加し、自らのデザイン力の向上を目指す。

CARテクノロジーⅠA

産業用エンジン(126cc)の分解・組立をとおして、エンジンの作動原理と構造について学ぶ。

CARテクノロジーⅠB

マイクロカー等をとおして、動力伝達装置、走行装置、懸架装置の構造や理論について学び、実際に走行することでその特性を理解する。

CARテクノロジーⅡA

自動車用1200ccエンジンの分解・組立をとおして、エンジンの構造と作動原理を学び、実際に組立したエンジンの始動を確認する。また、エンジン総合試験装置を用いて実験し、エンジンの特性を理解する。

CARテクノロジーⅡB

実習車(プリウス、ヴィッツ)をもちいて、制動装置(ブレーキ)を中心に動力伝達装置、走行装置、懸架装置等について学習し、実際に試乗することで車の挙動について体験的に学ぶ。また、電気分野においては、ハイブリットシステム・保安装置・カーナビ・エアコンなどを学ぶ。

工学入門

工学系の入門的な内容を学ぶ。工作機械を用いてペンスタンドをつくったり、電子ホタルをつくることで、ものづくりやロボット工学の基礎を学ぶ。今後、工学系科目を選択する予定がある人むけである。

プロジェクトデザインⅠA

ビデオカメラ等で収集した素材を編集し、「学校CM」DVDビデオを作成するプロジェクトと、オリジナル学校WEBページを制作するプロジェクトを実行する。

プロジェクトデザインⅠB

イベントや学校行事等に向け創意工夫で「オブジェ」や「記念品」を製作するプロジェクトを実行する。

プロジェクトデザインⅠC

専用ソフトをもちいて、夢のマイホームを設計し、住宅模型の製作に挑戦するプロジェクトを実行する。

プロジェクトデザインⅡ

プロジェクトデザインIA~ICのテーマをさらに発展させ、創意工夫をこらした制作を行う。リーダー性を発揮して、よりレベルの高い制作を目指す。

ロボット工学

ものづくりや実践を中心とした科学・技術や研究開発に対する興味関心を育みながら、ロボットの開発及び研究に必要な基礎知識や技術を学ぶ。LED回路・モータドライブ回路・センサ回路の製作とC言語プログラミングを学習し最終的に自立型ライントレースロボットを製作する。

ロボット製作

ロボットの製作を通して、工学や科学技術に対する興味関心を育み、同時に工学や科学技術に最低限必要な基礎知識や基礎技術を学ぶ。エレクトリックパワーハイブリット自動車にも搭載されているモーターや、家庭で使用している照明などの電力応用機器、電気の基礎から暮らしの電気に結びつく各種器具について実習を通しながら学ぶ。