校長だより 第18回

8月の本校の様子をお知らせします。

百合の花

今年も7月下旬ごろから咲き始め、校内のいたるところで見ることができました。

今年の夏も大変暑く、赤い百日紅の花よりも白い百合の花に少しだけ涼を感じました。正門脇の坂の側壁に茂っている雑草の中から多くの白い花を咲かせている姿は見ごたえがありました。生徒諸君が登校を再開する夏休み明けには残念ながら盛りが過ぎていましたので、ここで紹介す。

ところで、昨年まで本校近くでは聞こえなかったクマゼミの鳴き声が、今年は本校でもよく聞こえました。緑園都市駅付近では聞こえていたので、だんだんと勢力を伸ばしてきたのでしょうか。セミの勢力範囲も少しづつ変わってきているのかもしれません。

遮光カーテンを設置しました

秋も深まってくると、日差しが教室の中の方まで届くようになります。そうすると、黒板に光が反射して、よく見えないことがあります。特にプロジェクターの映像は座席位置によって見えない場所が顕著になります。

そのため、夏休み中の生徒たちが登校しない期間を利用して、左写真のように、環境整備の一環として、ホームルーム教室の窓の上の部分にあるすりガラスのところへ、遮光カーテンを設置しました。

北棟西側トイレ環境の改善が始まりました

県立学校施設再整備計画（新まなびや計画）の推進の一環として、「現代の生活様式等を踏まえた県立学校のトイレ環境の改善」事業があります。本校は今年度その該当校です。

北棟の1階と3階の男子トイレ、同じく北棟の2階と4階の女子トイレが対象となっており、工事が始まりました。本校は、南棟1階に「みんなのトイレ」が設置されていますが、今回の改善で北棟1階にも「みんなのトイレ」が設置されることになりました。写真は北棟の北側から撮影した工事現場の写真です。中央の黒い部分が外からの工事現場となっています。工事は12月まで行われる予定で、まだ先ですが、完成が待ち遠しいです。

　

緑園カップが行われました

8月19日に、本校グラウンドで、女子ソフトボール部3チームによる大会が実施されました。新型コロナウイルス感染症が拡大する以前は、他都県からも多くのチームが参加して行われていましたが、今年度は3校での実施となりました。

本校は部員不足のため、他校生徒との合同チームでの参加となりましたが、試合を通してチームの結束も強くなったことと思います。今後の活躍に期待しています。

試合中、北西側の山林の中を南北に通る送電線に木が接触したらしく、雷が近くで落ちたような大変大きな音が2回ありました。このことは、夕方のニュース、翌日の新聞にも取り上げられていました。

生徒会本部から提案がありました

9月下旬開催の文化祭（本校では、欅鴎祭（きょおうさい）とよんでいます）の企画提案が生徒会本部からありました。

より良い企画とするためにも、先生方からの意見を聞きたいということで行いました。3年生を中心にしっかりと行事に取り組もうとする姿勢は、最適解を求める協議と同様に、多くの学びがあったと感じました。どのような企画が実行されるか楽しみです。

硬式野球部合同チームについて

9校による合同チームが秋季大会で見事県大会進出を決めました。

9校による合同チームも初めて、県大会出場も初めてということで話題性もあり、神奈川新聞にも掲載されました。神奈川新聞のホームページから、

　スポーツ＞野球＞高校野球＞最多9校合同チームが接戦演じる「冬場も一緒にできたら」

と進んでいただくと、掲載記事と写真がありますので、ご覧ください。

合同チームだけど、一つのチームとして結果を残せたこと、大変うれしく思います。冬季練習もこの合同チームで継続して実施するとのこと。これからも練習に励み、春季大会も合同チームが活躍することを期待しています。