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更新日:2022年12月21日

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「人権研修・国際理解講座」について

2022年度多羅樹の原稿です。

1学年多羅樹委員 Tさん

回の講座を行い、人権とは何なのか?普通とは何なのか?という疑問を抱き、考えを改めて見つめ直すことができました。性別のことで悩んでいた下山田さんが、女子サッカーチームというありのままの自分でいられる場所を見つけて自分自身と上手く向き合って生きている様子を見て、自分もこの人と同じように強く生きたいと考えました。「性のあり方は、男性と女性だけではない。」そうお話されたとき、私は、この講座を聞いて性や人権のことで悩んでいる方々の大きな支えになればよいと思いました。そして、下山田さんがおっしゃったように、自分の意志を貫き通して欲しい、人々が「WAGAMAMA」であり続けて欲しいという思いになりました。辛い思いをして誰かが頑張るというのではなく、自分も、ちょっぴり頑張る誰かになり、悩みを抱えている人を支えていける、そんな人でありたいです。私は、人生は普通である必要はないと思っています。それぞれ生まれ持った環境やものを大切に、権利を守り自分らしく生きていけたら嬉しいと思います。最後に、今回学んだことを今後にもしっかりと活かし人と関わって生きていきたいと思いました。

1学年多羅樹委員 Kさん

日、大和南高校に女子サッカー選手の、下山田志帆選手と濱本まりん選手が人権や国際について沢山お話してくれました。その中で、日本と外国のLGBTQIA+の理解やLGBTQIA+について、自分らしくいることについての周りの対応・反応、カミングアウト(自分のセクシュアリティを公開する事)する相手やそのタイミングなど、普段考えないようなことを色々聞けました。LGBTQIA+の人達は、左利きの人たちと同じ8.9%しかいなく、残りの91.1%の人たちには、なかなか理解してもらえなくて、過ごしにくいなと感じるそうです。私は91.1%の方だと思うので、もし8.9%の人たちと関わる機会があったら、相手の気持ちも考えつつ、当たり前のように接したり話したりしたいと思いました。外国では、LGBTQIA+が認められ同性結婚ができる国があるという話をテレビや今回の講演でも聞いたので、日本でもそれが認められれば少しでも過ごしやすくなると思いました。