更新日:2025年8月18日
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2023年度、13名の先生方が本校を離退任されました。
年度内最終日の3月25日、体育館にて離退任式に出席された10名の先生をお送りすることに
なりました。
先生方からは、「素直であいさつをしてくれる生徒が多い」
「授業前の早くから教室移動、授業準備をして待っていてくれる」と普段の生活や授業での様子に
触れ、「得意なものを見つけてほしい」「生徒会や行事に関わって楽しんでほしい」
「好きなものに自信をもって好きだと言うために、どれだけやれるか諦めずに続けてほしい」
「高校3年間は短いけれど、いろいろなチャレンジをしてやりたいことを見つけ、
いろいろな方法で勉強してほしい」「これからの人生、楽しくなる努力をしてほしい」
「友だち、先生への感謝の気持ちを忘れないで」など、本校卒業生のエピソードも交えながら、
夢の実現や将来へ向けた、それぞれの先生らしい、真心のこもったアドバイスをいただきました。
生徒会役員、有志の生徒たちから離退任される先生方に花束を手渡し、
在校生全員の拍手で見送りました。

3月12日午後、栗原小学校体育館にて、吹奏楽部と栗原小学校4年生の交流演奏会が行われました。
吹奏楽部の演奏に合わせ、4年生約110名が「銀河鉄道999」を元気に合唱しました。
吹奏楽部員が子どもたちに向けて楽器の紹介を行ったあと
小学生にも大人気のアニメ「SPY×FAMILY」の主題歌「ミックスナッツ」の演奏をプレゼント、
4年生からは「TODAY」という合唱曲を披露してもらいました。
この曲は4年生の子どもたちが「10歳を迎える会」でも歌った曲だそうです。
未来へ向かうまっすぐな気持ちが、パワフルな歌声に乗って響きわたり、大変心を打たれました。
以前本校音楽科の五十嵐教諭が栗原小学校から合唱曲の編曲を依頼されたことがきっかけで実現した
今回の交流は、45分ほどの短い時間ではありましたが、
途中設けられた質問タイムでも子どもたちの素直な質問に
吹奏楽部員たちが終始笑顔で答えるなど、楽しい時間を過ごすことができました。
子どもたちからは「夢のような時間でした」「初めは緊張したけれど、楽器の音がすばらしくて
感動した」などうれしい感想をもらい、吹奏楽部員にとっても有意義で貴重な体験となりました。

昨年10月に、座間警察署生活安全課の依頼で特殊詐欺被害防止活動に協力し、
「特殊詐欺被害防止サポート校」に任命されました。(記事はこちらとこちら)
座間警察署と連携し、演劇部がラジオドラマ3作に出演、
アニメーション部、美術部が啓発チラシ、ポスター、デジタルサイネージ作品などの制作を行いました。
「特殊詐欺被害防止サポート校」としてのこれらの啓発活動について、
3月7日、座間警察から感謝状が贈られました。
贈呈式では、アニメーション部2年の平井さん、美術部2年の荻田さんが学校を代表し
座間警察署長から感謝状を受け取りました。
伊藤署長より「警察で再三呼びかけていても、なりすまし詐欺の被害はなかなか減らない。
その現状で、被害者の多くからはお孫さんの世代である高校生からのアピール、呼びかけは
大変効果があると思っています。また、高校生の感性で作られたポスターやアニメーションという、
新しい呼びかけの方法も我々大人では考えつかない。
そのような素晴らしい感性で作られた作品が多くの詐欺防止につながるに違いないと感じています。
本当にありがとう」とお言葉をいただきました。
代表者2名は新聞社やテレビ局のインタビューを受け、
「テスト勉強の合間、短い時間で集中して作ったので、とても大変でしたが、
いろいろ考え、警察官の制服など実際のものに近づけるため、たくさん調べて作品を仕上げました」
「大変でしたが、私たちの作った作品から詐欺被害に遭う人がいなくなれば嬉しいです」
と話しました。


座間警察署内では、今回制作されたポスター展示のほか、
演劇部のラジオドラマの練習や収録風景の写真が展示されています。
また、座間警察署正面の壁面にアニメーション部制作のデジタルサイネージ作品を投影しています。
高校生のサイネージ作品を用いて特殊詐欺被害防止をアピールする試みは、
神奈川県警初のことだそうです。
新たに収録した演劇部のラジオドラマは、FMカオンで3月27日11時20分から放送予定です。

2024年3月9日~20日
コロナ禍の影響で中止になっていた姉妹校訪問が3年ぶりに開催されました!
生徒6名でミシガンシティ高校に訪問しています。
ミシガンシティ高校生徒のご自宅にホームステイさせてもらい過ごしています。
最初は緊張した表情でしたが、現在は徐々に慣れてきました。



昨年10月、本校は座間警察署から特殊詐欺被害防止サポート校に任命されました。
その活動の一環として、今回、アニメーション部員4名と美術部員1名が
特殊詐欺被害防止啓発ポスターを制作しました。
作品について、アニメーション部金子さん(3年)は、身近に潜むサギを青い影で表現し、
進藤さん(3年)は「覚えのないところからの連絡は気を付けてもらいたいという気持ちで
作りました」と話しました。
また、平井さん(2年)は「サギかもと思ったらもう一度身近な人に話して確認しよう」
と強調しました。
笠松さん(1年)は、人が見ることを考えマンガ的なキャラクターを使い「迷いを斬る」ことで
サギに惑わされないでほしいという思いを表現しました。
美術部荻田さん(2年)は「電話の相手、誰ですか?」とインパクトのあるイラストで強調しました。
視覚に訴える5種類のポスターは、座間警察署で複製・加工され、
市内コンビニエンスストアの電子マネーコーナーに取り付けられるような形で配付されました。
皆さんも座間市内のコンビニエンスストアでこれらのポスターを見かけたら、
自分や身近な人を詐欺被害から守るための行動について、考えてみてください。

今年度は、多くの部活動や個人の活動で日頃の練習や努力が実を結び、
大会やコンクールで優秀な成績をおさめることができました。
12月22日、配信で実施された全校集会にて部活動5団体、個人6名への表彰が行われました。
陸上競技部の府川さん(1年)が「第37回北相地区高等学校新人陸上競技大会」女子砲丸投げ第4位、
バドミントン部の江本さん(1年)、田中さん(2年)が
「バドミントン新人大会北相西地区予選」女子ダブルス準優勝の成績をおさめました。
また、書道部が「神奈川県高等学校総合文化祭第60回高等学校書道展」団体部門で奨励賞を受賞、
個人部門で今井さん(3年)、竹野さん(3年)が特選に選ばれました。
美術部では「座間市青少年芸術祭青少年美術展」にて髙野さん(2年)が奨励賞を受賞しました。
写真部は「第50回神奈川県高等学校写真連盟写真展」にて酒井さん(1年)、馬さん(1年)が入選、
佐渡谷さん(1年)、田中さん(1年)が佳作に選ばれ、
「第51回神奈川県高等学校写真連盟写真展」で吉田さん(1年)、酒井さん(1年)が入選、
吉田さん(2年)、山口さん(2年)、佐渡谷さん(1年)、田中さん(1年)が佳作に選ばれました。
佐渡谷さんは、今年3度の写真コンテストで上位10名に選ばれ、
夏に行われる全国高等学校総合文化祭岐阜大会に出場が決まりました。
個人では「総合学科フェスタ2023」で保坂さん(1年)、朝夷さん(1年)、内野さん(1年)、
高宮さん(1年)が奨励賞を受賞しました。
また、「税に関する高校生の作文」コンクールでヴー・フーさん(2年)が大和税務署長賞を受賞、
「Grass Roots Innovator Festival in Kanagawa 2023」で良知さん(3年)が
リフレクション大賞を受賞しました。
各教室からは多くの仲間の快挙に大きな拍手が沸きました。
受賞した皆さん、おめでとうございます。さらなる飛躍を期待しています!

10月に苗を植えたブロッコリーが収穫時期を迎えました。
それぞれ自分の株を決めておいたブロッコリー。
12月6日、大きく育ったマイブロッコリーの頂花蕾(ちょうからい)を収穫しました。
ブロッコリーは、つぼみの部分を食します。一番中心にある頂花蕾(ちょうからい)を収穫した後は、
脇芽である小さな脇花蕾(わきからい)を収穫していきます。
「茹でただけでおいしかった」「ポン酢マヨネーズで食べたり、シチューに入れた」など、
それぞれおいしい食べ方を模索し、採れたての柔らかくておいしい旬野菜を堪能した様子でした。
自然を相手にする植物栽培実習では、年間を通して気温や天候の影響を受ける植物や農業の視点から
環境について考えます。この1年を振り返り、学習したことを新聞の形式でまとめます。

校内の環境美化のため、今年も植物栽培実習履修生が秋冬の花壇を彩る準備を始めました。
土の準備をしたり、花苗を買い付けたり、レイアウトを考えたり・・・
花の買い付けは生徒たち自らコトブキ花園さんへ。
たくさんの花苗が並ぶ中から、自分たちの花壇に植える花の色やアレンジをイメージしながら
苗を選ぶことができるのは、とても貴重な経験です。
パンジー、ビオラ、虹色スミレなど、200本ほどの苗を購入しました!

今年は花壇ごとに同系色でまとめ、大人カワイイ色合いの花壇ができました。
別日には花壇の中央にチューリップ球根も植えました。
光の庭には、プランターのチューリップが並ぶ予定です。
急な気候の変化などで疲れやすく心身の調子を崩しやすいこの季節ですが、
寒空の下でもきれいに咲く花たちが、少しでも生徒たちの心を癒すことができればうれしいです。
春には、花壇がより華やかになることでしょう。


植物栽培実習の楽しみは、種や苗を植え、細やかにお世話をしながら(除草、水やり、また除草、
追肥、そして除草、土寄せなどなどなど・・・)成長を見守ること、そして収穫!
ですが、そうして苦労して自分たちで育てた野菜を味わうことも格別の楽しみです。
5月の初旬に種芋を植えて育てた里芋ですが、この夏の高温と水不足に耐え、
11月5日、何とか収穫できるまでに成長してくれました。
里芋の葉は例年に比べ小さく、傘にするほどの大きさには成長しませんでした。
それでも親芋1つあたり子芋・孫芋10粒ほどが収穫できました。
9月中旬に種を播いた大根は、雨の少ない今年は保水性を高めるためもみ殻を播いて育てました。
約2か月で葉が大きく広がり、土から太くなった青首大根がせり上がってきたところで収穫しました。
大根は、折れてしまわないよう注意しながらまっすぐ引き抜くと、きれいな大根が収穫できました。
予想以上に大きな大根に、驚きと喜びで生徒たち皆笑顔になりました。
収穫した野菜をそれぞれ持ち帰り、どのようにして食したかを話しながら情報交換をするのも、
植物栽培実習の学習のひとつ。
先日収穫した里芋は、「ひき肉とそぼろあんかけにした」「揚げて食べた」
「煮っころがしにするのに皮をむいていたらかゆくなった!」などいろいろな報告があがりました。
大根や大根の葉も、調理法は様々。インターネットでも紹介されているので、
美味しいメニューをいろいろ試してみたいですね。


10月27日、今年度も赤い羽根共同募金の呼びかけを福祉厚生委員会が行いました。
生徒会役員選挙後のわずかな時間でしたが、福祉厚生委員が教室内にポスターを貼り、
声をかけて袋を持って回ると、多くの生徒が協力してくれました。
合計で10,828円が集まりました。

「全校生徒を代表して皆の気持ちを届けにきました」と11月9日、
福祉厚生委員会副委員長平野さん(3年次)が座間市民体育館(スカイアリーナ座間)内にある
座間市社会福祉協議会赤い羽根共同募金会にお届けしました。
社会福祉協議会会長菊地様から「学校ではどのように募金活動をしますか」と尋ねられ
「福祉厚生委員が各クラスにポスターを掲示し、時間を決めて呼びかけ、協力してもらっています」
と校内での募金活動の様子を伝えました。

植物栽培実習の履修生が5月に苗を植えた紅あずまと紅はるかが収穫時期を迎えました。
10月18日の授業で生徒たち待望の芋掘りをしました。
今年は早くから猛暑になり、日照り続きだったためか、
一時期、いもの葉が反り返ったりツルがしおれたようになってしまい、心配しましたが
前の週の授業内に少し掘って観察したときより更に大きくなっており
紅あずま3ケース、紅はるか1ケースと、まずまずの収穫量でした。
今年は、マルチシートを敷いて苗を横向きに差し、育ててみました。
モグラ対策としてペットボトルで作った風車もよく回り、被害を回避することができました。
ツルを切り、マルチシートを外して丁寧に掘っていくと、1本のツルから10本近くの
大きないもが獲れ、生徒たちは皆夢中で掘り上げました。
掘り上げたいもを手に記念撮影をしました。収穫の喜びで笑顔あふれる良い写真が撮れました。
収穫したさつまいもは、生徒たちがそれぞれ持ち帰りました。
さっそく自宅のレンジでふかして食べた生徒が、
「ぱさぱさした感じだけど甘い、天ぷらがおいしいかも」と報告に来てくれました。
自家製野菜は収穫だけでなく、いろいろな調理レシピを考えるのも楽しみのひとつですね。


10月7日、「第40回社協福祉まつり」が市役所、ふれあい広場で開催されました。
秋晴れの陽気の中、4年ぶりの開催とあって多くの来場者で賑わったイベントに、
司会として本校の放送委員会が参加し、軽音楽部と吹奏楽部がステージ演奏を行いました。
座間市社会福祉協議会よりステージ出演と司会の依頼を受け、
軽音楽部、吹奏楽部、放送委員会が7月から打ち合わせと準備を進めてきました。
座間市役所となりのふれあい広場に特設ステージが設けられ、
ステージの司会を1年次の放送委員3名がオープニングから閉会までの約5時間にわたって
務めました。校外イベントの司会は大凧まつりのわんぱく相撲に続いて2回目。
「毎回緊張します」と事前の読み合わせを念入りに行い臨みました。

午後は、3年生が引退し2年中心の新体制となった軽音楽部から2バンドがステージに上がり、
「さくらんぼ」など2曲を披露しました。
今年の夏、校内中庭での野外ライブや自治会のお祭りでのライブに挑戦してきた軽音楽部は、
セッティングなどもスムーズに行えるようになりました。
アフターセレモニーでは、吹奏楽部が「ちびまる子ちゃん」でおなじみの「おどるポンポコリン」を
はじめ、人気のアニメソングや「マツケンサンバⅡ」など6曲を演奏し、
来場された地域の方々に楽しんでいただきました。

司会という大役を任せていただけたこと、
にぎやかなお祭りの雰囲気の中で演奏できたことは、貴重な機会となり、よい経験となりました。
高校生の協力で特殊詐欺被害の増加を防ぎたいという座間警察署生活安全課からの依頼で
警察署と本校の部活動が連携し、特殊詐欺被害防止活動を行いました。
演劇部が特殊詐欺被害についての啓発ラジオドラマとパッカー車広報音源の録音をし、
アニメーション部、美術部が啓発ポスターの作成に協力しました。
10月6日の放課後、座間警察署生活安全課の方2名が来校され「高校生サミット」が開催されました。
演劇部生徒、アニメーション部生徒が特殊詐欺被害の実態や防止策について説明を受け、
今回の活動について打ち合わせを行いました。
演劇部のラジオドラマは、地域FMのFMカオンで放送されました。
アニメーション部、美術部制作のポスターは、市内のコンビニエンスストアや
タクシーの車内に掲示される予定です。
また、10月19日には座間市役所会議室で「安全・安心まちづくり週間推進激励式」が行われ、
座間市長、安全・安心まちづくり推進協議会の約30名が見守る中、
学校を代表して演劇部の宮原さん(2年次)が、座間警察署長より
「特殊詐欺被害防止サポート校任命書」を受け取り、宣誓しました。
なお、ラジオドラマの練習風景や任命式の様子は、翌20日のテレ朝ニュースで紹介されました。
校内にとどまらず、社会とのかかわりの中で各部の活動を行えたことは、
生徒たちが社会問題に目を向けるきっかけとなり、とても有意義な活動となりました。


10月2日、今年も相武台前駅で赤い羽根共同募金運動・街頭募金ボランティアに
生徒会役員5名と野球部員、マネージャーを含め12名が参加しました。
昨年は新型コロナ感染対策のため、直接呼びかけはできず、
本校放送委員会生徒による録音音声を使っての募金活動でしたが、
今年度は新型コロナの5類移行に伴い、通常の活動に戻すことができました。
生徒会役員とユニフォーム姿の野球部員が相武台前駅の北口と南口に分かれ、
大きな声で直接呼びかけを行いました。
道行く人の中には、足を止めて協力してくださる方も多く、
「頑張ってね」と笑顔で温かい言葉をかけていただきました。
16時から1時間程度の活動でしたが、たくさんの募金のご協力をいただき、
また、やりとりの中でたくさんの温かい「つながり」を実感することができました。
貴重な体験の機会をいただきまして、ありがとうございました。



9月9、10日に行われる文化祭のポスターが完成しました!
1年2組 松田 莉奈さん が描いてくれました!
多くの方の来場、お待ちしています!!

8月28日、植物栽培実習の受講生18名が、今年もコトブキ花園さんから購入した
100本のひまわりの苗を植えました。
今年の夏は、例年になく危険なほどの暑さに見まわれ、水やり等の管理も大変でしたが、
花壇に移植した翌日から蕾が大きくなり、向日葵祭に向けて一斉に咲き始めました。
昇降口前の大きな花壇には、「ZMS」と座間総合の頭文字にかたどって苗を植え、
向日葵祭に向けて校内に華やかさを添えています。


6月中ごろに生徒たちが種から育てたひまわりも、今ちょうど花が咲いています。
こちらは、文化祭での合唱部CM動画に使用されました。
文化祭を目前に控えた9月1日の放課後、
文化祭実行委員会の装飾係、総務、生徒会役員、有志の協力で
毎年恒例の中央棟の窓の装飾を行いました。
ひまわりの花に加え、雲や虹などの装飾約300枚を、
中央棟1階から3階にある124枚の窓ガラスに貼りました。
窓一面のひまわりに雲を添えて、各階に虹と太陽を一か所ずつ加えるデザインは、
装飾係3年次の藤原さん、吉田さんがアイディアを出し、
装飾係10名が分担し夏休み中に作業して製作しました。
雲の合間から見える淡い虹と太陽には、通常開催できる文化祭を心待ちにしていた気持ちと
希望が込められています。
デザインを担当した2名は
「めっちゃかわいくデザインしたので、ぜひ太陽と虹を探しながら歩いてハッピーな気持ちに
なってほしい」と話していました。


本校は入学者選抜において「在県外国人等特別募集」を実施しており、毎年一定数、
日本語を母語としない生徒が入学してきます。そしてその生徒たちのために選択科目として
日本語の授業が多く設置されています。また一般募集でも多くの外国につながる生徒たちが
入学しており、本校の教育の柱である国際理解教育を目指して、
今年度から選択科目として「多文化理解」という授業が開講されました。
「日本語II」と「多文化理解」が同じ水曜日の5、6限に行われていることを利用し、
夏休み前にコラボ授業を企画しました。スリランカ、中国、ペルー、ネパール、アメリカに
ルーツを持つ「日本語II」の生徒たちに「多文化理解」の生徒たちがインタビューし、
その国の文化や言葉について学びました。
インタビューを受けた「日本語II」の生徒たちは、緊張しながらも日本語で受け答えをし、
お互いにとても充実した時間となりました。
これからの日本社会をつくっていく仲間として、今後も共に学び合う機会をつくりたいと
思います。


7月28日金曜日、本校にて神奈川県総合学科夏季連携講座「日本語教師入門」を実施しました。
「日本語を外国語として捉える」「多文化共生について考える」を目標に、
午前中は日本語教師の資格や仕事内容、日本語の教え方などを学びました。
そして午後は現役の日本語教師の方をゲストに招き(オンライン)、現場の様子や
仕事のやりがいなどをお話しいただきました。
参加した2名の受講生は「日本語を教えるだけではないと知った」「高校時代にもっといろいろな
経験をすることが大事だと思った」と新しい学びや気づきを得ることができました。
ご協力いただいた日本語教師のみなさま、ありがとうございました!

7月23日、本校近辺のグリーンタウン自治会の夏まつりに軽音楽部が参加しました。
自治会長の廣瀬様より、夏まつりに特別ゲストとして招待いただき、
今回、軽音楽部初の地域イベント参加が実現しました。
グリーンタウン自治会の夏まつりは、4年ぶりの開催となりました。
会場の北公園には、特設ステージと模擬店が並び、
多くの家族連れや夏休み中の子どもたちで賑わいました。
夕方から始まったライブ演奏では、3年次のバンドが「閃光」「銀河鉄道999」等、
全5曲を披露しました。
先日の中庭でのライブに続き、屋外での演奏の経験を重ねられたことと、
校外のイベントへ参加する機会を頂けたことで活動の幅が広がり、参加したバンドメンバーの
自信になったようです。「今後は、リクエストにも応えられるように練習を重ねたい」と
意欲的に話していました。


7月20日昼頃の急な豪雨により延期となっていた軽音楽部のライブが、
翌日21日12時から3時間にわたり行われました。
「マリーゴールド」「ドラマツルギー」「怪獣の花唄」「銀河鉄道999」など
令和の人気曲から懐メロまで幅広いジャンルの17曲を披露しました。
この日の気温は35℃近くの猛暑でしたが、事前にテントなどを用意し、暑さ対策を講じた上での
野外ライブとなりました。
「夏フェス感を感じてもらえたら」と、今回軽音楽部としては初めて野外ステージで演奏を行い、
生徒たちが待ちに待った夏休みを大いに祝い、盛り上げました。

7月21日、夏休み前の全校集会で5つの部活動と日本語スピーチ大会の表彰を行いました。
連日の猛暑による熱中症予防のため、ライブ配信で行いました。
表彰式では、
ソフトボール部が「神奈川県高等学校春季ソフトボール大会 兼
関東高等学校ソフトボール大会神奈川県予選会」第6位、
「神奈川県高等学校総合体育大会ソフトボール競技 兼
全国高等学校総合体育大会ソフトボール競技神奈川県予選会」第5位の結果を残し、
キャプテンの高橋さん(3年)、森さん(3年)が代表で賞状を受取りました。
また、空手道部の大槻さん(3年)が
「第26回県央空手道交流大会 高校生 型の部」で準優勝、
「相模原市民空手道選手権大会 成年女子有段 組手の部」で準優勝に輝きました。
ダンス部は、「第61回神奈川県高等学校総合体育大会ダンス競技
第32回神奈川県高等学校ダンスコンクール」にて 「じいさん体操の時間だべや」で
第6位に入賞し、代表で部長の柳谷さん(3年)が賞状を受取りました。
陸上競技部では、府川さん(1年)が「第76回北相地区高等学校陸上競技大会」において
砲丸投で第7位の成績を収めました。
写真部は、高等学校文化連盟主催「第50回鎌倉、江ノ島撮影会写真コンテスト」において
特選に佐渡谷さん(1年)、入選に劉さん(1年)、佳作に吉田里緒さん(1年)、
吉田真花さん(2年)、石﨑さん(2年)の5名が入賞しました。
さらに、生徒の自主的な活動として「第18回にほんごで話そう!日本語スピーチ大会」に参加した
3名の生徒がそれぞれ入賞しました。
公益財団法人大和市国際化協会理事長賞にメディナ カミラさん(2年)、
大和市長特別賞にメルカダル エーロンさん(1年)、
大和市教育委員会教育長特別賞にヴー フーさん(2年)が輝きました。
その他、スピーチ大会当日に司会を務めたセディリア キットさん(1年)と
モハメド シディク カンザさん(1年)の2名も紹介されました。
今回受賞した5名を代表し、メルカダル エーロンさんがあらためてスピーチを披露しました。
第一声、「皆さんは、どんなことに情熱を持っていますか」と聴衆への問いかけから始まり、
高校に入りたいという目標をもち、高校入試に向けた努力と情熱について、
日本語を教えてくれた先生の情熱が自分の世界を広げてくれたこと、
辛いことがあっても情熱が自分を助けるという話をしてくれました。
「情熱」と題した素晴らしいスピーチに生徒や職員一同、胸をうたれました。
最後には全校生徒から受賞者へ大きな拍手が贈られ、表彰式を終えました。
日頃の努力が実を結び、部活動、生徒の活動に多くの賞をいただけたことは、
生徒たちにとって大きな自信となり、さらに高みを目指すための「情熱」の糧となることでしょう。

今年度の植物栽培実習は、受講生18名でスタートしました。
くわを持つのも初めての生徒たち。畝たてから習い、種まきや苗の植え付け準備、
間引き、脇芽かき、ツルの紐かけ、追肥・・・すべて初めての経験です。
中には、じゃがいもの花を見るのも初めてだという生徒もおり、
「カワイイ!!」と思わず写真を撮っていました。
じゃがいもは、3月半ばに先行して種芋を植え付けていた
メークイン系、男爵系、皮も中身も赤いドラゴンレッドの3種類の芋が収穫時期を迎え、
一生懸命芋掘りをしました。農作業ビギナーたちは、土の中から顔を出すじゃがいもに感激!
今年度はトウモロコシの種を蒔き、ズッキーニ、トマト、キュウリ、ナスなど夏野菜と
さつま芋の苗、里芋の植え付けも行いました。
気温が高くなってきたので、毎日のように水やりや収穫などの世話があります。
このあと黄色いニンジンも種から育てる予定です。
また、正門と花壇にはミニひまわりの種も蒔いたので、
本校の文化祭、向日葵祭に向けて花が咲くのを楽しみに世話をしています。



2023年7月13日(木曜日)・14日(金曜日)に、国際交流カフェを開催しました。
国際交流カフェは今年初めて実施したイベントです。今回は国際交流の経験が豊富な方や留学生をゲストとしてお招きし、お茶を飲みながら一緒に多文化共生社会について考えたり、英語で交流ゲームをしたりしました。
1日目のテーマは「私たちにできること」でした。はじめにアクティビティを行い、価値観の違いをどう乗り越えていくかを疑似体験しました。また、ゲストの講演を聞き、「主体性の大切さ」についても学びました。様々な考え方を持つ人たちが共存していくためには「価値観の違いやマイノリティであることをポジティブにとらえること」や「困っている人に自分から声を掛ける・話を聴くこと」が大事だと分かりました。



参加した生徒にとって「日常生活で自分にできることは何か」を考えるきっかけになったようです。
2日目は、神奈川工科大学に短期留学中の留学生が来校し、本校生徒と交流を深めました。はじめに留学生から母国(タイ・インドネシア)を紹介するプレゼンテーションがありました。その後、いくつかの班に分かれてインドネシア語の伝言ゲームをしたり、「Future dream」をテーマに英語で話したりしました。



参加した生徒は「英語のプレゼンテーションを聞いたり、英語で話したりするのは大変だったけど、楽しかった」、「インドネシアと母国の文化が似ていることを初めて知った」と話していました。

各団が制作するマスコットは、当日の各団の士気を高める重要な役割を果たし、
体育祭の見どころのひとつとなっています。
例年、大きなベニヤ板にペンキで描き、グラウンドに設置していましたが、
重く扱いにくいため、制作や設置にとても苦労していました。
そこで今年度は、ベニヤ板ではなくおよそ3m四方のビニールコーティングした不織布を用意し、
ペンキではなく扱いやすいアクリル絵の具を使うことにしてみました。
結団式後、GWから作業に取り掛かり、完成したマスコットはグラウンド西側のフェンスから
つるしました。ベニヤ板より格段に軽量化されたため、安全に取り付けることができました。
開会式では、各団のマスコット長からテーマやコンセプトを紹介しました。
黄団マスコット長、仲戸川さん(3年次)
「テーマは鸞翔鳳集(らんしょうほうしゅう)。優れた人、英雄の集まりという意味で
描いたのは幸せの黄色い鷹。この鷹が招く幸運を黄団全員でつかみ取れるようにと願いを込めて
描きました。一人も欠けることなく全員で勝利をつかみます」
赤団マスコット長、原田さん(3年次)
「テーマは赤手空拳(せきしゅくうけん)。助けを借りずに独力で立ち向かうという意味。
火を噴く赤い龍(ドラゴン)を表現しました」
青団マスコット長、真島さん(3年)
「マスコットはペガサス。Sky、Ciel=空をイメージし、青色特有の美しさ、優雅さを
表現しました。神話に登場するペガサスが青団に勝利を運んでくれるようにと願いを込めて
描きました。ペガサスの頭の三色の宝石と翼は、青赤黄の3つの団を表し、
全員で体育祭を作り上げていくという意味を込めました」
3つの団を代表し、青団の真島さんが
「今年のマスコットの共通テーマは『とぶ!!』空を飛ぶ生き物をそれぞれ描きました。
黄団は『翔』赤団は『飛』青団は『跳』の一文字を入れ、
1年は次の学年へ、2年は最終学年へ、3年はそれぞれの進路に向けて羽ばたけるようにという
願いを込めました」と3つの団の強い結束力をアピールしました。

どのマスコットも色鮮やかで迫力があり、素晴らしい仕上がりで、体育祭を大いに盛り上げました。
マスコット部門の1位は、審査員の投票により、黄団が勝ち取りました。

6月8日(木曜日)に第15回体育祭を実施しました。
数日前の雨の影響で、グラウンド状況が心配されましたが、天候にも恵まれ無事に開催することができました。
コロナ禍で行うことができなかった種目や、声を出しての応援などを行い、例年以上に盛り上がる体育祭になりました。また、幹部を中心に準備をしてきたマスコットや応援合戦では、笑顔と感動にあふれるものになりました。3年次は最後の体育祭でしたが、これからの進路準備などにつなげてもらいたいと思います。







5月22日、在県外国人生徒の新入生歓迎会をしました。
この歓迎会は、毎年、国際交流委員会が開催しています。
しかし、2020から2022年はコロナのため、少ない人数で行っていました。
今年は3年振りに、国際交流委員と在県外国人生徒全員が集まりました。
最初に1年生が自己紹介をしました。
その後は全員で椅子取りゲームや絵しりとりをして、みんなで楽しみました。
この歓迎会に参加した在県外国人生徒(1年生)は「椅子取りゲームがすごく楽しかった」と
笑顔で話していました。




1年次は横浜みなとみらいへ行きました。
班でプチアドベンチャーゲーム(クイズウォークラリー)を行いました。
天気も良く、みなとみらいの街並みや歴史を存分に感じると共に、
クラスや年次の親睦を深めることができました。


2年次は東京駅に集合し、防災学習を行い、その後東京周辺で班別自主行動をしました。
当日は天候にも恵まれ、みんな計画通りに行動することができ、
思い出に残る良い1日を過ごすことができました。
また遠足を通して、集団行動時に大切なことを学びつつ、
より一層交友を深めることができたことと思います。





1年次は横浜みなとみらいへ行きました。
班でプチアドベンチャーゲーム(クイズウォークラリー)を行いました。
天気も良く、みなとみらいの街並みや歴史を存分に感じると共に、
クラスや年次の親睦を深めることができました。


2年次は東京駅に集合し、防災学習を行い、その後東京周辺で班別自主行動をしました。
当日は天候にも恵まれ、みんな計画通りに行動することができ、
思い出に残る良い1日を過ごすことができました。
また遠足を通して、集団行動時に大切なことを学びつつ、
より一層交友を深めることができたことと思います。





4月26日、イオンモール座間にて
本校の生活委員と書道部が、座間警察署と合同で「薬物乱用防止キャンペーン」イベントを
行いました。
はじめに、本校生活委員の秋元理沙さん、金子ららさん、鳥居美生さんの3名が
薬物乱用防止の啓発プレゼンテーションを行いました。
大画面モニターに映し出したスライドを使い、実例を交えながら
薬物の恐ろしさや薬物が身体に与える悪影響などを詳しく説明しました。
「痩せられる」「眠気が取れて、勉強ができる」といった誘い言葉で若者たちが気軽に
薬物を使用してしまう実情や、その危険が常に身近に潜んでいることを訴え、注意を促しました。
プレゼンテーションの後は、書道部の竹野りのさん、今井莉緒さんによる
ライブパフォーマンスが行われました。
袴姿で登場した二人が、迫力ある筆遣いで啓発ポスターを力強く書き上げました。
「違法薬物 毒だ!ダメ。ゼッタイ。」と書かれた作品が披露されると、
観覧客から大きな拍手があがりました。
この後、タウンニュース、J:COMチャンネルの取材を受けました。
この作品は、座間警察署の正面玄関に薬物乱用防止啓発ポスターとして掲示されています。
このイベントの模様は、
5月6日と7日のJ:COMチャンネルWEEKLYトピックスデジタル11chで放映されました。




今年は3月下旬から気温が高く、暖かい日が続き、桜も観測史上最も早い開花となりました。
本校でも、植物栽培実習の受講生15名が11月末に植えたチューリップが見事に咲きました。
今年は、丈の短いチューリップを中心に、
パンジー、ビオラで囲み、色鮮やかな花壇になりました。
生徒昇降口前のシンボルツリーである花桃の「照手姫」がピンク色の花をつけ、
周りをチューリップ、ビオラ、キンセンカが囲み、一層華やかになりました。
プランターに植えたチューリップの花も「光の庭」のテーブルに飾られ、
カフェテラスの雰囲気になりました。
卒業した14期生のみなさん、それぞれの進路で新生活が始まり忙しいことでしょう。
夢に向かって頑張ってくださいね。
母校は、みなさんが後輩のために植えた花が見事に咲き誇っています。

