更新日:2022年12月23日

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けやき第216号

つながる時間、たくさん、見つけました。

 今年、印象に残っている言葉は、高校野球で全国優勝した学校の監督の「青春って密なので」。人と人が作り出す時間の意味を、改めて考えさせられました。

 放課後の職員室では先生たちの声が聞こえます。「こんな良い表情もあったよ、忙しかったねえ、次の授業をどう組み立てよう‥。」その真ん中に子どもがいて、いつもチームで模索しています。そして、その場にはいないけれど、子どもたちを思う保護者などとの電話もひっきりなしです。また、言葉だけでなく、子どもたちの作品や保護者との連絡帳でのつながりもあります。愛情たっぷりの連絡帳のイラストは、とても温かい気持ちになります。

 また、先日は上瀬谷小学校から、にんにくの農作業を通じた交流で、『感謝を伝える会」に招かれ手作りのメッセージ集をいただきました。地域の子どもや大人とつながって、顔が見える関係になってきたことを感じました。3年ぶりの交流フェスティバルも、つながりの時間と場所になるはずです。

 人と人との時間は何があっても続いてきました。これからもいろいろなコミュニケーションの手段を工夫して、かけがえのない時間を作り、共有していきたいと思います。

 今年も多くの皆様にご支援ご協力いただき本当にありがとうございました。心はずむウサギ年となりますよう、令和5年もどうぞよろしくお願いいたします。 教頭 辻田淳子