横浜緑ケ丘高等学校 > 学校概要 > 学校長より > 平成31年度(令和元年度)の出来事 > 6月の出来事
更新日:2022年8月3日
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この土日に文化祭を行っている高校がいくつかあることは存じておりますが、その高校も含めて生徒たちの願いが雲に隙間をこじ開けた、という感じがします。まさか晴れるとは思ってもみませんでした。おかげさまで29日は3千人弱、30日は午後1時の段階で3千人を超えるお客様をお迎えすることができました。野外ステージや体育館も多くの観客にご覧いただいています。
教室で工夫されているな、と思ったのが黒板の使い方。団体ごとの発表にちなんだ黒板アートの数々。
いよいよ週末は緑高祭です。生徒はクラスや部活動、有志など、様々な団体に所属して参加します。それだけでなく、100名を超える実行委員会もほぼ1年前から活動していると聞きました。校内あちこちで準備が進んでいます。お天気が心配ですが、生徒の気持ちは熱帯低気圧に吹き込む風より熱いようです。
本校では幅広い教養を身に付けるため、年に2回の芸術鑑賞を行い「本物に触れる」体験をしています。今年度の1回目の芸術鑑賞は、インドネシアのバリ島に伝わるガムランとトペン舞踊でした。5音音階の青銅楽器は2人一組で構成され、同時に演奏することで微妙な音程差からうなりが生じ、独特な響きを生み出します。遠くの島国の音楽であるのに、素朴な旋律になつかしいような節回しを感じてしまうのはなぜでしょう。途中で本校の生徒がその場でレクチャーを受け、演奏と舞踊に挑戦しました。
本校にはアーチェリー部があります。もちろんほとんどの部員が初心者から始めます。専門の先生が指導しているわけではありませんが、めきめきと上達して今年は女子が団体で関東大会出場を果たしました。また、個人で3年の唐戸奈津美さんが高校総体へ出場します。関東大会団体戦は6月9日(日)、群馬県渋川市総合公園で、高校総体は8月8日(木)~9日(金)熊本県八代市の県営八代運動公園で行われます。普段とは異なる環境でも自分を信じて的を射抜いてほしいです。楽しんできてください。
また、卒業生の河田早矢さん(67期)が東北大学工学部長賞を受賞したと大学から連絡がありました。現在4年生の河田さんは高校在学中、学校に残ってよく勉強していたらしいです。そして最初の志望大学は違ったものの、勉強したい分野があるのは東北大学だ、という先生のアドバイスもあり東北大学へ進学したとのこと。やはり大学は研究の内容で選ぶべきだと思いました。
在校生や卒業生が活躍している報告はうれしいものですね。おめでとうございます。