更新日:2025年8月13日
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こんにちは、
校長の内田です。
まず最初に謝罪をしなければなりません。
6月30日に校内でスプレーを噴霧され、多くのけが人を出し、救急搬送されるという事件が起き、全国ネットでニュースになってしまいました。
多くの方々にお騒がせとご心配をおかけしました。大変申し訳ありませんでした。
当日は、事件発覚後、すぐに警察・消防に連絡するとともに、生徒を安全な場所に避難させました。
その後、消防・警察から安全が確認された時点で午前部の生徒を下校させ、午後部は臨時休校にしました。
翌日には、午前部は1時間目、午後部は7時間目に全校集会を行い、今回起こったことの説明を行うとともに、生徒のみなさんの心のケアを行うことを約束しました。
また、私の校長としての気持ちも話させてもらいました。
生徒たちは話をせず、顔を上げて、真剣に話を聞いてくれました。感謝しています。(午後部は気温が上がったため、体育館で行う予定を急遽、教室にてオンラインで行いました。)
全校集会の後は通常授業を行っています。
その翌日には、保護者説明会を行いました。
連絡の時間がなかったにもかかわらず、50名以上の方にお集まりいただきました。
私から当日の事、全校集会の事、今後の事について話をさせてもらいました。
質疑応答では、貴重なご意見も多数いただきました。
また、保護者説明会に来られなかった保護者の方も多かったので、書面にて保護者説明会の様子を文書にしてお送りしました。
その後、教室を見て歩いていますが、今まで通りの様子がうかがえています。
様々なご意見を真摯に受け止め、これからも子どもたちの安全・安心な学校づくりに教職員一同、いっそうの努力をしていく所存です。
これからも本校の教育活動に際しまして、ご理解とご協力をお願いいたします。
「校長のつぶやき8」で紹介した相模向陽館の公式テーマソングができあがりました。
職員会議終了後に、全職員に公開をしました。
プロジェクターで投影された画像を、どの先生も真剣に見入り、終わった後には拍手もわきました。詞の内容は、まさにうちの子どもたちに合った内容でした。
映像もモノクロな画像から明るい画像へとこれからの子どもたちの未来を表しているようなものでした。涙していた先生もいました。
事件があって、ちょっと疲れたり、暗い雰囲気の職員でしたが、ひまわりのように明るくなりました。
詞を書いてくれた多田先生、映像を作ってくれた川合先生、本当にありがとうございました。
この歌、映像が相模向陽館にずっと残ってほしいと思います。
歌詞を全文掲載します。もちろん映像も。
まだ、生徒のみなさんには公開していません。いつ公開しようかなぁ。
ひまわり
作詞:多田浩樹作曲:AI映像:川合真央
1.出会った日から少しずつ重ねてきた違う歩幅
まっすぐじゃなくていいこの道を一緒に行こう
振り返らなくていい過去は色あせていくもの
大事なのはここでの一歩
太陽に向かうあの花のように光の指す方へと歩いていく
歩みは遅くとも確かな一歩笑顔のその先僕らに咲く太陽の花
2.小さな勇気集めたなら胸の奥に花が咲く
迷いながらでも進もう君の見たい景色を信じて
心揺れる日も一緒に悩んで行けるから
話し合おうよ君と僕で
太陽に向かうあの花のように目指した方へと歩いていく
小さな歩幅でも勇気の一歩笑顔のその先僕らに咲く太陽の花
それぞれの彩りに意味があるそのまま咲ける場所がある
君の花も私の花も光ってる
太陽に向かうあの花のように輝く未来へ歩いていこう
それぞれの歩幅で信じた一歩笑顔がつなぐ僕らの太陽の花
ひまわりが見上げている太陽は今日も輝いている。
ひまわりMV
正直、あの事件のあと、「校長のつぶやき」を書き続けていいものか、悩みました。書いてあったものもペンディングしてました。
でも、「下を向いていても未来は見えないよ」と常日頃、子どもたちに言っている自分が、いつまでも気にしていてはいけない、下を向いていてはいけないと思い、また書き続けることにしました。
これからもよろしくお願いいたします。
今日はここまでです(了)